三菱自動車が1トンピックアップトラックのトライトンをマイナーチェンジ。ヤマハ発動機製のパフォーマンスダンパーの装着やボディマウントの設定の見直しなどによって、乗り心地とハンドリング性能を向上。機能装備のアップデートと内装加飾の一部変更も実施。車種展開はGSRグレードに1本化
三菱自動車は2026年1月22日、1トンピックアップトラックのトライトン(TRITON)をマイナーチェンジし、2026年2月19日に販売を開始すると発表した。
車種展開は以下の通り。
GSR:551万8700円
なお、従来設定していたエントリーグレードのGLSはカタログから外れている。

▲三菱トライトンGSR 価格:551万8700円 全長5360×全幅1930×全高1815mm ホイールベース3130mm 車重2120kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費11.3km/リットル 車種展開はGSRグレードに1本化。写真のボディカラーはヤマブキオレンジメタリック
今回の変更は、乗り心地とハンドリング性能の進化や、機能装備のアップデート、内装加飾の一部変更などを実施したことが特徴である。
まず走りの面では、走行中の車体の変形や振動を整え、吸収するヤマハ発動機製の「パフォーマンスダンパー」をフレームの前後に組み込んだことがトピック。段差を乗り越えた際の上下の揺れやエンジンから伝わる微振動等を効果的に抑え、乗り心地を向上させるだけでなく、操縦安定性の強化も図る。ちなみに、パフォーマンスダンパーはトライトンのラリーカーにも装着され、ドライバーからは「ハンドリングがよりシャープになった」と高い評価を獲得。市販モデルへの装着に当たっては、ラリーのような限界走行だけでなく日常の街乗りでも乗り心地の良さを実感できるよう、専用チューニングを施している。
フロントサスペンションおよびフレームとボディの接合部であるボディマウントの設定を見直したことも見逃せない。設定の変更は、振動をやわらげ、快適な乗り心地を実現するようにリセッティング。さらに、前後のショックアブソーバーの応答性を高めることで快適な乗り心地とシャープなハンドリングを両立させた。
パワートレイン自体は従来を踏襲し、4N16型2439cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力204ps/3500rpm、最大トルク47.9kg・m/1500~2750rpm)+6速スポーツモードATを搭載。駆動システムには、トラクション性能とコーナリング性能を両立するトルク感応式LSDを備えた三菱自動車独自のスーパーセレクト4WD-Ⅱを採用している。
機能装備に関しては、テールゲートアシストを標準装備してテールゲート開閉時の負担を軽減し、荷台の使い勝手を向上。また、肌や髪に潤いを与え、花粉やニオイも抑制するパナソニック製の「ナノイーX」を新たに採用する。車内の空気を循環させるリアサーキュレーターも標準で装備した。内装加飾の一部変更も行い、センターコンソールとインナードアハンドルガーニッシュをダークチタンに刷新して、インテリアの統一感を高めている。
