レクサスISがさらにアグレッシブに変身。新型はクルマとの対話を重視。インテリアも新しい。販売は2026年スタート!

レクサスISがさらに熟成され世界初公開。ラインアップはIS350とIS300hの2グレード構成。販売は2026年初頭から順次スタートする。ボディサイズは4720×1840×1435mm

レクサスISがさらに熟成され世界初公開。ラインアップはIS350とIS300hの2グレード構成。販売は2026年初頭から順次スタートする。ボディサイズは4720×1840×1435mm

最新型は新造形グリル採用。各部の熟成でクルマとの対話性が高まった

 LEXUSは9月9日、新型ISを世界初公開。2026年初頭以降、順次各地域で販売すると発表した。新型は現行ISの大幅改良バージョン。基本メカニズムとスタイリングを継承しながら、「熟成」をキーワードに「気持ちのいい走り」と「アグレッシブなデザイン」に磨きをかけている。

 ラインアップはハイブリッドの300h(2.5リッターエンジン+モーター)と純エンジンの350(3.5リッターV6)の2種。5リッターV8を積む500はカタログから落ちた。

リア

透視図

 新型は、FRスポーツセダンらしいハンドリングを追求。電動パワーステは低慣性モーターを採用するとともに、従来のラック同軸式からラック平行ギア(バリアブルギア)に進化。日常ユースからワインディングまで、ドライバーとクルマの対話性を高めた。さらに足回りにリニアソレノイドアクチュエーターを組み込むことで、減衰力応答性を約4倍に引き上げ、フラットなバネ上の挙動と路面入力によるショックの低減を両立している。

 スタイリングはよりスポーティに変身。ブレーキダクトを組み込んだ新造形スピンドルグリルがワイドな印象を訴求。Fスポーツはリアに新形状スポイラーを装着し、空力特性をリファインした。足元を支える19inアルミもフレッシュなデザインである。

インパネ

シート

 インテリアではマルチメディアシステムを刷新。メーターも新意匠とするなど、機能性と操作性を引き上げた。FRスポーツセダンは、今や世界的に希少。ISのアップデートは、スポーツ派のドライバーにとって朗報である。

 チーフエンジニアの武藤康史氏は「ISはドライバーの意図がクルマに、クルマの挙動がドライバーに正確に伝わる対話性を大切にしました。さらにインテリアの刷新と予防安全技術の進化、最新マルチメディアシステムにより、車内でも操る楽しさが感じられます」とコメントする。

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