AAF(オートモビル・アート連盟)第11回作品展が、12月8日(日)まで東京・目黒区美術館区民ギャラリーで開催中だ。
AAFはクルマやバイク、飛行機、船、機関車など「乗り物」をテーマに制作活動を続けるイラストレーターやモデラーの集まり。本誌カバーイラストを手掛ける岡本三紀夫さんを会長に、渡邊アキラさんや佐原輝夫さん、大内誠さん、安田雅章さんなど、本誌ゆかりの作家たちの多くが参加している。
AAFは毎年1回、作品展を開催している。今回は25名の会員の作品に加え、今年6月に逝去された和田隆良さんの作品が特別展示されている。
前年の出展作品とは作風の異なる作品を展示する作家や、確立された持ち味で仕上げた作品を展示する作家などさまざま。切り絵作品の稲垣利治は「ドラージュをテーマに制作した作品は、正面から見た場合と斜めからみた場合で色彩が異なって見えます。正面からだと黒、斜めからだと赤が見えます。こうしたポイントは、ぜひ会場でご覧いただきたいですね」と語っていた。
週末を利用して、アート鑑賞の時間を楽しんではいかがでしょうか。作品展は入場無料。開場時間は10時〜18時(最終日は15時まで)です。