在日イタリア商工会議所は5月25日、26日の2日間にわたって、「Italia, amore mio!(イタリア・アモーレ・ミオ!)」を東京・六本木ヒルズで開催した。
このイベントは日本最大級のイタリアンフェスティバル。2016年に日本とイタリアの国交樹立150周年を記念して開催されたのをキッカケに、毎年開催されてきた。
9回目の開催となる今年は「DREAMS」をテーマにクルマ、ファッション、ワイン、家具、フード、ジュエリーなど、イタリアの魅力を伝えるバラエティ豊かな展示がなされた。また今年はイタリアのリグーリア州がイベントに参加した。
リグーリア州はイタリア北西部にあり、州都はジェノバ。日本でもサンレモ音楽祭の開催地(サンレモ)があるのもこの州である。ジェノバはバジリコを使ったジェノベーゼ・ペーストの発祥地であり、フォカチャもジェノバ地方から生まれた料理である。
今回のイベントにはリグーリア州のミシュランスターシェフ、イヴァノ・リッケボーノさんが来日。開場でジェノベーゼ・ペーストの作り方を実演し、ジェノベーゼ・パスタの試食を提供するサービスがあった。
クルマ関連はアルファロメオ・トナーレやマセラティ・グランツーリズモなどの車両展示が行われていた。F1の表彰台でお馴染み、フェッラーリのスパークリングワイン提供や、キッチンカーによる飲食サービスなどが行われ、開場を訪れた人はイタリアンフェスティバルを楽しんでいた。