AIM、2025年発売予定の超小型モビリティ「AIM EV MICRO 01」を初公開。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展

 エイムは、2023年10月25日〜11月5日に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」の次世代モビリティエリアに出展すると発表した。出展に際しAIM EV MICRO 01を初公開する。

AIM EV MICRO 01

▲AIM EV MICRO 01

 エイムは、名古屋に本社を置く自動車分野を中心としたエンジニアリングカンパニーだ。オリジナルエンジンによるル・マン24時間レースへの参戦、最高峰の重量対出力比率を誇るEV駆動用モーターの開発や「AIM NEV PROJECT」など、持続可能な未来を見据えた事業展開を広げている。

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で初公開される「AIM EV MICRO 01」は、「AIM NEV(New Energy Vehicle) PROJECT」を推進する当社が提案する”今、必要とされているEV”として沖縄県の島嶼部、リゾート地域の意見を反映して開発された電動カーだ。全長2.5m、全幅1.3mの小さなサイズに大人2名がゆったり座れ、一充電あたり120kmの航続距離と軽快な走行性能を有している。

AIM EV MICRO 01エクステリアリア

▲全長2.5m、全幅1.3mで乗車定員は2人。一充電あたり120kmの航続距離を想定

 車両のデザインは元日産の中村史郎氏が代表取締役を務めるSN DESIGN PLATFORMが担当し、沖縄の風景に似合うワクワクするデザインに加え、ユーザーが用途に合わせて選べるようにクローズとオープンの2種類のボディタイプを用意。日常の手軽な交通手段としてだけではなく、観光産業におけるレンタカーやシェアカーなどへの活用も期待されている。

固定バッテリー式と交換バッテリー式を計画しており、販売価格は車両本体(バッテリーを除く)で100万円以下を予定している。AIM EV MICRO 01は2025年より沖縄県での製造を計画しており、地域経済の発展にも寄与するとしている。

AIM EV MICRO 01 インテリア

▲AIM EV MICRO 01 インテリア

 また、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」のブースでは「AIM EV SPORT 01」を出展される。7月イギリスで開催された「Goodwood Festival of Speed」で大きな注目を集めたBEVのスポーツカーだ。

自社開発したBEVプラットフォームと自社製モーターに、同じくSN DESIGN PLATFORMがデザインした内外装を組み合わせた車両だ。デュアルモーターで後輪を駆動し、公称最高速度300km/h、一充電走行距離320km。最高出力は360kW(490PS)を謳う。

AIM EV SPORT 01

▲AIM EV SPORT 01

■JAPAN MOBILITY SHOW 2023概要
主催: 一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)
会期:プレスデー:2023年10月25日(水)~10月26日(木)、特別招待日:2023年10月27日(金)、一般公開日:2023年10月28日(土)~11月5日(日)
会場: 東京ビックサイト

■「エイム」ブース概要
出展ブース:東展示場7ホール (次世代モビリティエリア)

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