1960年代に大ヒット。ホンダNシリーズのルーツ

1969年式ホンダN360の復刻版カタログ。最高速度151km/hの高性能と、31万3000円(埼玉狭山工場渡し)という手頃な価格で大ヒットを記録した。

高性能FF軽自動車、手ごろな価格で旋風を起こした

1969年ホンダN360メインビジュアル.jpg※カタログは1969年版、16ページ編集で実寸は282×220mmです。ホンダN360は1966年秋の東京モーターショーで発表され、1967年3月に発売。当時の軽自動車の常識を打破する高性能(最高出力31ps/トップスピード115km/h)と、FFレイアウトのメリットを生かした広い室内、そして31万3000円(埼玉県狭山工場渡し)の低価格設定で人気が爆発。瞬く間に軽自動車のリーダーカーに成長しました。カタログの1969年モデルは、各部を改良した中期型(通称N-Ⅱ)。エンジンはシングルキャブ仕様(31ps)とツインキャブ仕様(36ps)の2種。トランスミッションは4速MTと4速AT。ボディサイズは全長×全幅×全高2995×1295×1340mm。新車時の価格は31万5000〜41万5000円でした。

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