【復刻版カタログ】パフォーマンスと美しさで世界を魅了したトヨタ2000GTの肖像

011967年 トヨタ2000GT(MF10型)

 トヨタ2000GTは1965年の東京モーターショーでプロトタイプを公開。1967年3月に市販を開始した日本初のスーパースポーツ。発売前にモータースポーツに積極参戦しポテンシャルを高め、1966年10月には78時間1万マイル速度記録にチャレンジ。1万マイルを平均206.18km/hで走り切り、3つの世界記録と13の国際記録を樹立しました。さらに1967年に公開された『007は2度死ぬ』ではジェームズ・ボンドの愛車として映画にも出演。オープンに改造された2000GTは世界的に大きな話題を集めました。エンジンはヤマハ発動機と共同開発した2ℓ直6DOHC(150ps/18.0kgm)を搭載。最高速度は当時国産トップの220km/h、0→400m加速は15.9秒で走り切りました。クラウンの2倍以上の238万円(当時の大卒の初任給は3万円前後)という価格を含め、2000GTはまさに夢のスポーツカーでした。生産台数は僅か337台といわれています。カタログは1967年版(ケース入り変形24p編集/実寸324×324mm)です。

※資料提供/ブックガレージ

02

03

04

05

06

07

08

 

SNSでフォローする