【復刻版カタログ】2001年の日本カー・オブ・ザ・イヤー/初代ホンダ・フィットの肖像

fitメインホンダ・フィット(GD1/2型)

2001年のイヤーカー、ホンダ・フィット(GD1/2型)の復刻版カタログ。初代フィットは2001年6月、ロゴの後継モデルとしてデビュー。トヨタ・ヴィッツや日産マーチなどと同クラスのコンパクトカーながら、独創のセンタータンクレイアウトが生み出す圧倒的なユーティリティと、ホンダ車らしいクラスレスな味わいで大ヒット。ホンダのエントリーカーながら、上級車からの乗り換えも珍しくなかった。カタログでは「毎日をドキドキワクワクしながら暮らしたい。そんなあなたの思いにしっかりとこたえてくれるクルマ、それがフィット」と表現。燃料タンクを前席下に配置した前述のセンタータンクレイアウトにより、コンパクトサイズから想像できない圧倒的なユーティリティを実現したのが最大の魅力。後席を倒すとまさに広大なフリースペースが生まれ、大型家具や自転車などお気に入りのアイテムを積み込むことが可能だった。さらに行動の自由も圧倒的。1.3リッター・エンジンは10・15モードで23km/リッターの優れた燃費を実現し、満タンでイタリアのミラノからナポリまで約966km走ると表現していた。販売は絶好調。2002年には25万790台を販売して登録車・年間販売台数トップを獲得。2007年には世界累計販売200万台を突破した。写真のカタログは2002年8月版(原寸298×227mm/26㌻編集)

※資料提供/ブックガレージ

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