1985年モデルのシトロエン2CVの復刻版カタログ(原寸297×210mm、8㌻編集)。シトロエン2CVは、1948年秋のパリ・サロンでデビュー、1990年までモデルチェンジなしで生産された傑作車、累計生産台数は386万8639台といわれる。車名の2CVは2馬力を意味し、フランスにおける課税基準に由来する。
2CVは簡潔な前後関連サスペンションや超シンプルなデザインなど、ユニークな着想を具現化したシトロエンらしいベーシックモデルとして高い評価を確立。その秀でた走行性能、利便性、快適性で、戦後のモーターシーンを支えた。フランスという国と文化を象徴するアイコンのひとつとなっている。カタログは、人気アニメ“タンタンの冒険”がモチーフ。空から落下傘で舞い降りた2CVが、タンタンと相棒のスノートの活躍で、悪者の追跡から見事に逃れるストーリーとなっている。ちなみに1985年モデルの本国仕様は、おしゃれな6チャールストンと、上級版の6クラブ、ベーシックな6スペシャルの3グレード構成。エンジンは602ccの空冷フラットツイン(29hp)を搭載し、トップスピードは115km/hと公表されていた。
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カタログは1988年版(原寸215×284mm、4つ折り編集)の日本仕様。日本仕様は2CVを“小さな大もの”と表現。「2CVは今でも最初の目的どおりの機能とスタイルを持ったタイムマシン」と説明していた。ラインアップは6チャールストンと6クラブの2グレード構成。本国仕様と同様に602ccの空冷フラットツインを搭載し、ボディサイズは3830×1480×1600mmだった
