8月販売ランキング、モデルチェンジ前でもホンダN-BOXが強い!2位タントを大きく離して首位(23年8月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20と過去3ヶ月推移 )

2023年8月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は18万3299台で、前年同月比+18.8%と8ヶ月連続の増加。普通乗用車は、12万52台の同+24.5%と8カ月連続の増加。小型乗用車は6万3247台、同+9.2%と5カ月連続の増加となった。先月わずかに前年割れとなったKカー(乗用車)は同+21.8%と復調、9万7238台の販売実績であった。

 先月は1万8000台近くを販売し、2位のトヨタ・シエンタに5000台以上の差をつけ独走状態だったホンダN-BOXだったが、今月8月もその状況は変わらない。2位に浮上したKカー、ダイハツ・タントに約6000台の差をつけ、首位をキープした。バックオーダーがあるとはいえ、来月早々にニューモデルが販売開始されるこのタイミングでも1万6812台、前年同月比+51.1%のセールス。この台数はヤリス・クロスを加えたヤリスシリーズの合計台数(1万4240台)をも上回るものとなっている。

キープコンセプトの新型モデルの影響か?セールスの落ち込みが殆ど見えないホンダ・N-BOX(画像は新型)

 

 5位にはトヨタ・ルーミーが久々のランクイン。先月から19ランクアップだ。工場の生産停止があったものの、再開により販売台数が復調、コンパクトクラスでの底堅い人気を証明してみせた。
また、生産が本格化してきたトヨタ・アルファードは5000台に迫る台数をマークし、トップ20位入りを果たした。

大幅なランクアップ、トヨタ・ルーミー。兄弟車だったタンクは20年9月に廃止されルーミーに一本化されている

トップ20位にランクインしたトヨタ・アルファード。一方、ヴェルファイアは1829台の登録だ。

▲T系グレードはBR06型659cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラー付きターボエンジン(64ps/10.2kg・m)+SM21型モーター(2.0kW/40Nm)+リチウムイオン電池+CVTで構成するマイルドハイブリッドを搭載

ランク外だが、登場間もない三菱デリカ・ミニも2499台を販売(編集部調べ)、36位にランクアップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブランド別新車販売台数(台)(普通車/小型車/軽自動車/計 (カッコ内)は前年同月比%)

トヨタ 58,649/39,751 /854 /99,254(150.0)
レクサス 6,988/ー/ー/6,988(216.7)
ホンダ  9,893/7,986 /20,815/ 38,694(109.4)
日産      11,712/4,370/ 10,978/ 27,060(92.4)
マツダ    7,476/ 1,491/2,456/ 11,423(99.5)
スズキ   1,253/6,945/30,359/ 38,557(112.3)
スバル    5,118/ 352/584/ 6,054(83.7)
三菱     2,577/ 335/ 3,886/6,798(105.2)
ダイハツ    13/1,604/ 27,302/ 28,919(121.6)

(上記数字は輸入分を含む) ※自販連・全軽自協・輸入組合調べ

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