ランボルギーニが2023年上半期の好調な業績を発表。レヴエルトの受注は生産枠2年分を超える

ランボルギーニが2023年上半期の業績を発表。ウルスとウラカンが好調

 アウトモビリ・ランボルギーニは7月31日、「2023年上半期、またしても過去最高の販売台数、売上高、利益率を記録」したと発表した。利益は前年同期比6.7%増の14億2100万€(約2230億円)、売上高利益率は32.1%に達している。2024年下半期に生産終了を予定しているウラカンは5341台の販売を記録し、前年同期比4.9%増だった。日本国内での販売台数は280台。これは米国の1625台を筆頭に英国、ドイツ、中国・香港・マカオに続く規模だ。
 
 

アウトモビリ・ランボルギーニ2023Urus年上半期の業績を発表

UrusとHuracanが20223年上半期の業績を牽引

新型ハイブリッドスーパースポーツカーRevueltへの反応は好調

2年分の生産枠を上回る受注を獲得

2023年7月31日(Urus and Huracan lead Automobili Lamborghini's record results in the first half of 2023)日本語訳
 
アウトモビリ・ランボルギーニは2023年上半期、またしても過去最高の販売台数、売上高、利益率を記録しました。好成績である主な要因は、Revuelto発売前のUrus、Huracan、各モデルの好調な売れ行きによるものです。スーパー のSUVのUrus(1)と、生産終了(2024 年下半期を予定)まで既に完売となっているV10搭載スーパースポーツカーのHuracanが、2022年上半期比4.9%増の総販売台数5341台という数字に大きく貢献しています。
 
収益も上向きで、2022年同期比6.7%増の 14億2100万ユーロに達しました。営業利益も2022年の4億2500万ユーロから7.2%上昇し、4億5600万ユーロという新記録を達成しました。この結果、売上高利益率(RoS)も32.1%に伸びています。
アウトモビリ・ランボルギーニのChairman and CEO、Stephan Winkelman(ステファン・ヴィンケルマン)は次のようにコメントしました。「またも記録的な半期業績を達成し、それをご報告できることに喜びを感じています。ランボルギーニにとって特別な年に、ラインアップがわずか2つのモデルで実現できたこれらの数字は、うれしい驚きです。実際2023年は創立60周年であるだけでなく、ランボルギーニ初のプラグインハイブリッドとなるRevueltoの発売と、当社の電動化戦略「コル・タウリ(Cor Tauri)方針」の下で設計された最も先進的なレーシングカー、SC63の発表もありました」。
 
アウトモビリ・ランボルギーニ のManaging Director and CFOのPaolo Poma(パオロ・ポーマ)も次のように付け加えています。「ランボルギーニの成長を改めて確認でき、誇らしく感じています。私たちは、この好調なトレンドによって主要財務指標すべてにおいてさらに記録的な業績を達成し、ラグジュアリーセグメン トにおいてトップブランドの一角を占めるに足る収益性を確保し、ランボルギーニの地位をより一層高めることができると確信しています」。
 
ランボルギーニの販売台数の分布も、このめざましい業績を反映しており、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)、米州、アジア太平洋の3地域でそれぞれ2285台、1857台、1199台となっています。国別では、米国が1位を維持し(1625台)、その後に英国(514台)、ドイツ(511台)、中国・香港・マカオ(450台)、日本(280台)、イタリア(270台)と続いています。
 
2023年上半期のハイライトには、3月の発表以来既に2年分を超える生産枠が埋まる受注を獲得している完全新型Lamborghini Reveltoの発売と、耐久レースの最上位クラスでの競技用に設計されたハイブリッドのLMDhプロトタイプ、SC63のデビューがありました。
 
1本発表で紹介している全車両の燃費と排出ガス値  燃費合計:14.9~12.7リットル (WLTP)、排出量(合計):338~320g/km(WLTP):338-320g/km(WLTP);Revelto の燃費と排出量は認証段階です。
 
(編集部注:リリース文の一部表記は原文と異なっています)
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