トヨタ車体「ダカールラリー2021 サウジアラビア」に参戦。市販車部門8連覇に挑む

 トヨタ車体のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下TLC)は、2021年1月3日から1月15日までサウジアラビアを舞台に開催される『ダカールラリー2021』の市販車部門に、当社が開発・生産を担うランドクルーザー200シリーズのラリー車2台で参戦し、同部門8連覇に挑戦する。

▲「ダカールラリー2021 サウジアラビア」に参戦。ランドクルーザーシリーズ70周年の年に、市販車部門8連覇に挑む
▲「ダカールラリー2021 サウジアラビア」に参戦。ランドクルーザーシリーズ70周年の年に、市販車部門8連覇に挑む

 ランドクルーザーシリーズは、初代の発売から来年で70周年を迎える。この間、世界約170の国や地域で販売され、多くの人々の生活や仕事を支え、命を運ぶクルマとして活躍している。

トヨタ車体は、前身となったアラコでのダカールラリー初参戦から、今大会が27回目の参戦となる。『もっといいランドクルーザーづくり』のために、ダカールラリーという地球を舞台にした壮大なテストコースで、ランドクルーザーを鍛え上げてきた。

ダカールラリーは、昨年初めて中東サウジアラビアで開催された。サウジアラビアの広大な砂丘地帯や砂の下に隠れる固い岩盤路など、大変過酷な状況下でも最後まで走り切るランドクルーザーの性能の高さを、改めて証明することができた。今大会でも、中東をはじめとする世界中のユーザーにランドクルーザーの信頼性と走破性、堅牢性を実感してもらえるような大会にすることが、TLCの使命だと考えているとTLCはコメントした。

▲ダカールラリー2021参戦車両
▲ダカールラリー2021参戦車両
▲車両スペック
▲車両スペック

 トヨタ車体は、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の中においても、感染対策をしっかりとった上で、チームメンバーの安全を第一に参戦し、ダカールラリーやTLCを応援する多くのランドクルーザーファン、クルマファンに、元気や勇気を感じていただけるように、全社をあげてTLCをサポートする。

 今大会は社員ドライバーを核に新たなメンバーを加え、さらにパワーアップしたチーム体制とした。これらメンバーとパートナー企業様、地域の皆様、ランドクルーザーに関わる全ての力を結集し8連覇に挑むとともに、もっといいクルマづくりで世界中のくらしに笑顔を届けていく。

▲ダカールラリー2021参戦体制 チームメンバープロフィール1
▲ダカールラリー2021参戦体制 チームメンバープロフィール1
▲ダカールラリー2021参戦体制 チームメンバープロフィール2
▲ダカールラリー2021参戦体制 チームメンバープロフィール2
▲ダカールラリー2021大会ルートマップ
▲ダカールラリー2021大会ルートマップ

■大会概要
・ダカールラリー2021 サウジアラビア
・開催期間:2021年1月3日~1月15日 (計13日間、12ステージ)
・開催国 : サウジアラビア王国
       スタート/ジェッダ ~ 中間休息日/ハイル ~ ゴール/ジェッダ
・総走行距離:約7646km (内、競技区間は約4767㎞を予定)
           
 ダカールラリーは創世期のアフリカ大陸、2009年大会で舞台を移した南米大陸に続く第3章として、2020年大会より中東でラリーがはじまった。そして、2021年大会も中東サウジアラビアがラリーの舞台となる。
開催国は変わらない一方で、ルートは前回大会で使用されたものから一新され、未知の砂漠で新たな冒険が繰り広げられる。

2021年大会はサウジアラビア第2の都市ジェッダにて、スタート順位を決めるプロローグランから始まり、1月3日から本格的なステージがスタート。前半は硬い石と砂の入り混じる難しい路面を中心にセクションが組まれ、速度域が高くテクニカルなSSも登場し、気の抜けない展開が予想されている。

後半に入ると、いきなりのマラソンステージを経て、紅海沿いの美しく険しい砂の渓谷を進むルートが用意されている。そして、終盤戦には大会最長SSが登場し、2021年大会は最後の難関を迎える。砂に隠れた岩など、選手に高い集中力を求められる終盤ステージは、真の強さを試される舞台となる。

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