富士モータースポーツミュージアム「10月7日 OPEN」入館予約を開始

2022年9月17日ビジネス横田康志朗

　トヨタは、時代を象徴するレーシングカーたちを展示する「富士モータースポーツミュージアム」が10月7日にオープンされることに合わせ、一般入場者の入館予約を開始した。

▲「富士モータースポーツミュージアム」10月7日 OPEN

　富士モータースポーツミュージアムは、静岡県小山町の富士スピードウェイ周辺を開発する計画「富士モータースポーツフォレスト」の一翼を担う施設で、富士スピードウェイの西側に「富士スピードウェイホテル」に隣接する形で建造される。

「富士モータースポーツミュージアム」は、トヨタ博物館監修の元、国内外のメーカー各社の協力により、時代を象徴するレーシングカーをじっくり見ることが出来る空間になっている。

▲トヨタ7

　モータースポーツの始まりは、19世紀末、フランスで開催された自動車レースで、蒸気、電気、ガソリンエンジンと動力源の異なる車輛が競い合うことで、技術的優位性を証明しようとするものだったとされる。クルマの性能や耐久性の極限を求めることで、夢や憧れを時代にもたらし、また同時にその技術が量産車開発に反映され、モビリティの進化に貢献してきた。

　このミュージアムは「クルマづくり」にモータースポーツが果たした役割、という視点からその系譜をひもとくコンセプトのもと、最高峰レースに出場した伝説の車両や日本初公開の車両が含まれる約40台の体系的展示や、量産車メーカーの創業者がモータースポーツ車両開発にかけた想いも盛り込み、約130年間のレースにまつわる歴史を紹介する。