米国における三菱車販売レポート。新型アウトランダーの売れ行きは?

▲アウトランダーPHEV   米国市場では2.5リッター直4(181hp)のガソリン仕様も販売している
▲アウトランダーPHEV 米国市場では2.5リッター直4(181hp)のガソリン仕様も販売している

 2022年第1四半期(1〜3月)、米国における三菱の新車販売は2万6400台。前年同期比6.5%減と、多くのメーカーが2桁減を喫している中で健闘した。

 三菱の販売はフルモデルチェンジしたアウトランダー/アウトランダーPHEVが支えたといっていい。アウトランダーは3倍以上、プラグインハイブリッド仕様は3倍に迫る伸びを記録している。

■2022年第1四半期 三菱の米国における新車販売
(メーカー発表のデータをもとに作成)
メーカー名=2022年/2021年(増減)

三菱=26,400/28,231(-6.5%)

▲エクリプスクロス(写真は2023年モデル)
▲エクリプスクロス(写真は2023年モデル)

 第1四半期に前年同期比2.5倍の販売増を達成したエクリプスクロスは、今年4月に「2023年モデルからS-AWCを全車に標準装備する」と発表された。
 
 今夏発売予定の2023年モデルは、フロントグリルやリア回りのデザイン変更なども実施して、商品性に磨きをかけている。

■2022年第1四半期 三菱の米国における新車販売
(メーカー発表のデータをもとに作成)
車名=2022年/2021年(増減)

ミラージュ=4,917/6,932(-29.3%)
アウトランダー・スポーツ(RVR)=3,707/15,356(-75.9%)
アウトランダー=13,065/4,106(218.2%)
アウトランダーPHEV=719/254(183.1%)
エクリプスクロス=3,992/1,583(152.2%)

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