トヨタ・ヤリスクロスがSUVセールス首位。ジムニーノマドは8月26日から出荷再開(25年7月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)

 2025年7月のSUVマーケット(軽自動車や国内ブランド輸入車を含む)は、前年同月比で95.5%と前年実績を下回る結果(本誌調べ)に。SUVやミニバンが中心となるマーケット、普通乗用車(3ナンバー)の販売台数は、14万6619台、前年同月比ー6.0%と先月(-1.3%)より大きな下げ幅となり、3カ月連続で前年実績を下回った。

SUVモデルが総合TOP10から転落
 SUVモデルは総合ランキングでも軽自動車についで登録車の上位を争うのが最近の常となっていたが、7月はSUVモデルがTOP10落ちし、7月SUV販売トップのトヨタ・ヤリスが総合11位、同2位のハスラー(軽)が総合12位という結果に。
 SUVランキングでは前月6月から2ランクアップとヤリスクロスが首位。7430台のセールスは前年同月の6倍以上だが、これは昨年の出荷停止の影響。3位のライズも昨年ハイブリッド車の出荷停止があり、同様前年を大きく上回る結果となっている。SUVマーケット全体が前年実績を下まわったため、前年超えのモデルは上位では稀で、新発売のSUBARUフォレスターの元気さが目立つ程度だ。

また、増産が始まっていたスズキ・ジムニーノマドが7月25日から出荷停止となっていたが、8月26日より出荷が再開された。今後の登録の進捗状況に注目したい。

2024年6月3日より出荷を停止していたヤリスクロスは、国土交通省より基準適合性の確認を得他ことで9月初旬から生産を再開予定

SUV販売首位のヤリスクロス。7430台のセールスも、乗用車全体ではTOP10落ちとなった

SUBARUフォレスター・プレミアムS:HEV EX/価格:CVT 459万8000円。新型は「SUVの代表」として、すべての道で安心感が向上。雨で滑りやすいオフロードでもしっかりとした走りを披露。S:HEVの緻密な駆動力制御と、入念に調律した足回りが光る。S:HEVのパワートレーンは2.5リッターフラット4と高出力モーターの組み合わせ。WLTCモード燃費は18.4km/リッター

4月17日FMCのSUBARUフォレスター。徐々に販売に勢いが増し、7月は3737台をセールス。前月より約1500台の上乗せ。計画台数は2400台/月、好調な滑り出した。

 
ジムニーは1970年にデビュー。現在では世界199の国と地域で活躍するワールドカー。累計販売台数は349万台に達する。新登場の5ドアは小型車規格のマルチユース4WDとして高い人気を獲得するに違いない

7月25日より出荷停止だったジムニーノマド。8月26日より出荷再開となった。7月よりインド工場の増産が開始されていただけに今後の進捗に注目。

 

 

 

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