日産が定番キャブオーバー車のキャラバンに新しいアクセサリーパッケージ「SOTOASOBIパッケージ」をラインアップ。アウトドアシーンに映えるデザイン性のみならず、機能性も両立させた専用アイテムをエクステリアに装備。同パッケージは今後、他車でも展開すると予告
日産自動車は2025年7月17日、人気キャブオーバーバンのキャラバンに新しいアクセサリーパッケージ「SOTOASOBIパッケージ」をラインアップし、8月25日より発売すると発表した。パッケージ価格はアラウンドビューモニター付車が19万8155円、アラウンドビューモニター無車が19万5955円に設定する。
SOTOASOBIパッケージはアウトドアシーンに映えるデザイン性だけでなく、機能性も両立させた新開発のアクセサリーパッケージで、クルマを釣りやキャンプなどのアウトドアレジャーで遊びつくすための“相棒”として、またアウトドアギアの1つとして使いこなすという新しい価値観をユーザーに提案する。ちなみに、同パッケージは本年1月開催の東京オートサロン2025で参考出品した「X-TRAIL unwind concept」と「X-TRAIL remastered concept」においてそのコンセプトを披露したところ、多くの来場者から高い評価を受け、今回キャラバンで展開して市販化にこぎつけたという。
▲SOTOASOBIパッケージは東京オートサロン2025で参考出品した「X-TRAIL unwind concept」と「X-TRAIL remastered concept」においてそのコンセプトを披露し、今回キャラバンで展開して市販化にこぎつける
キャラバンに採用するSOTOASOBIパッケージの概要を紹介していこう。まず、フロントセクションに採用する艶消しブラックのプロテクションシールド。日産が独自に開発した業界初となる撥水・防汚・耐候機能を持ち合わせたプロテクションラッピングで、マット調サテンブラックの高品質フィルムにより、質感のある仕上がりがフードに重厚な存在感を与え、車両全体の印象を引き締める。さらに、高い撥水性・防汚性・耐候性により、美しさを保ちながらボディ前部をしっかりと保護。必要に応じて剥がすことも可能とした。
次にタフブラックで装ったフェンダーガーニッシュ。タフさと精密さを融合させ、耐衝撃性にも優れたJAOS製のフェンダーガーニッシュで、片側わずか10mm以内というタイトなサイズ感ながらも、緻密な造形とダミーボルトによりサイドビューの無骨な存在感を演出。また、意匠性の高い塗装がオフロードイメージを際立たせ、足もとから車両全体の印象を引き締めた。
そして、SOTOASOBIパッケージの世界観を象徴した専用エンブレム。小型ながらも立体感のある樹脂製のエンブレムを左右フロントドア前部に貼付し、同パッケージならではのさりげない存在感を引き立たせた。
加えて日産は、SOTOASOBIパッケージの世界観を拡幅する「GORDON MILLER(ゴードンミラー)」ブランドの商品の取り扱いを8月25日よりの日産販売店にて開始すると発表した。オートバックスセブンが展開するガレージライフスタイルブランドの「GORDON MILLER」は、シンプルなデザインとカラーリング、機能や耐久性に優れたカー用品を設定する注目のブランドで、ガレージウェアやファニチャー、アウトドアギア、ツール、カーインテリア、カーウォッシュなどのさまざまなプロダクトを通して、愛車のある“ガレージ”を中心に拡張していくライフスタイルを提案する。
なお、日産は今後、「SOTOASOBI パッケージ」を他車でも展開すると予告している。