“フランス生まれの遊べる空間”を謳うルノー・カングーが仕様変更。新しい“ロザンジュ”エンブレムと17インチアロイホイールを採用するとともに、機能装備や先進安全運転支援システムのアップデートなどを実施して、マルチパーパスビークルとしての訴求力をアップ。1.3Lガソリンターボと1.5Lディーゼルターボの搭載エンジンは従来を踏襲
ルノー・ジャポンは2025年7月24日、人気MPVのカングーをマイナーチェンジし、同日より発売した。
▲ルノー・カングー ガソリンエンジン 価格:419万円 全長4490×全幅1860×全高1810mm ホイールベース2715mm 車重1570kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費15.0km/リットル
車種展開は以下の通り。
カングー ガソリンエンジン:419万円
カングー ディーゼルエンジン:439万円
▲ルノー・カングー ディーゼルエンジン 価格:439万円 全長4490×全幅1860×全高1810mm ホイールベース2715mm 車重1660kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費19.6km/リットル
今回の改良は、新しい“ロザンジュ(losange)”エンブレムと17インチアロイホイールを採用するとともに、機能装備や先進安全運転支援システムのアップデートなどを実施して、フレンチマルチパーパスビークルとしての魅力度をいっそう高めたことが特徴である。
まずエクステリアでは、2つのロザンジュ(ダイアモンド型)が一体になり、ひとつのロザンジュを形作る新エンブレムをフロントとリア、そしてセンターキャップに配備。また、新造形の17インチアロイホイール(タイヤは205/55R17サイズ)を組み込んで、足もとのスポーティさを際立たせる。利便性を高める左右リアスライドドアやダブルバックドアなどは、従来から踏襲した。ボディカラーはジョン アグリュム/ブラン ミネラル/グリ カシオペアM/ブルー ソーダライトM/ブラウン テラコッタMの5色をラインアップし、ガソリンモデルが全カラー標準設定、ディーゼルモデルがジョン アグリュム/ブラン ミネラルが標準設定、グリ カシオペアM/ブルー ソーダライトM/ブラウン テラコッタMが受注生産としている。なお、バンパーは全モデルともにボディ同色で、従来クレアティフに採用していたブラックバンパーは今後、特別仕様車や限定モデルで装備する予定である。
インテリアに関しては、従来よりグラフィックが大きく、かつ表示を刷新した10インチデジタルインストルメントパネルや、スマートフォンワイヤレスチャージャーを新たに標準装備して機能性を向上。また、先進安全運転支援システムとしてフロント/サイド/リアセンサー&イージーパーキングアシストを新規に組み込んでいる。
▲従来よりグラフィックが大きく、かつ表示を刷新した10インチデジタルインストルメントパネルや、スマートフォンワイヤレスチャージャーを新たに標準装備。8インチマルチメディアEASY LINK(スマートフォン用ミラーリンク機能)は従来を踏襲する。日本導入モデルのハンドル位置は右
パワートレインは基本的に従来と共通で、ガソリンモデルに1333cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(最高出力131ps/5000rpm、最大トルク240Nm/1600rpm)+7EDC(電子制御7速AT)を、ディーゼルモデルに1460cc直列4気筒OHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力116ps/3750rpm、最大トルク270Nm/1750rpm)+7EDC(電子制御7速AT)を採用している。