フォルクスワーゲンがゴルフRに特別仕様車の「Black Edition」を、ゴルフRヴァリアントに特別仕様車の「Black Style」設定。ブラックカラー仕上げのシックなエクステリアパーツやカーボンファイバー素材のインテリアデコラクティブパネルなどを採用するとともに、ゴルフR Black Editionには“アクラポヴィッチ”チタンエキゾーストシステムを配備してパフォーマンスを向上。販売台数は計617台の限定
フォルクスワーゲン ジャパンは2025年6月20日、第8世代のゴルフRに特別仕様車の「Black Edition(ブラックエディション)」を、ゴルフRヴァリアントに特別仕様車の「Black Style(ブラックスタイル)」を設定し、同日より発売した。
▲フォルクスワーゲン・ゴルフR Black Edition 価格:789万9000円 価格:704万9000円 全長4295×全幅1790×全高1460mm ホイールベース2620mm 車重1520kg 乗車定員5名 販売台数は403台限定
車両価格および販売台数は以下の通り。
ゴルフR Black Edition:789万9000円(販売台数403台)
ゴルフR ヴァリアントBlack Style:774万9000円(販売台数214台)
▲フォルクスワーゲン・ゴルフR ヴァリアントBlack Style 価格:774万9000円 全長4650×全幅1790×全高1465mm ホイールベース2670mm 車重1620kg 乗車定員5名 販売台数は214台限定
今回の特別仕様車は、ブラックカラー仕上げのシックなエクステリアパーツやカーボンファイバー素材のインテリアデコラクティブパネルなどを採用するとともに、ゴルフR Black Editionには“アクラポヴィッチ”チタンエキゾーストシステムを配備して、パフォーマンスをより向上させたことが特徴である。
まずゴルフR Black Editionは、エクステリアに大型化した専用リアスポイラーやブラックドアミラー、ブラックのフロント/リア/サイド“R”ロゴ、ブラックのフロント/リア“VW”エンブレム、ブラック加飾のヘッドライト内、そして“BLACK”限定モデルネームエンブレムを特別装備。足もとにはブラック塗装の8J×19アルミホイール“Warmenau”(タイヤは235/35R19サイズ)とブラックブレーキキャリパーを組み込む。一方で内装には、カーボンインテリアデコラクティブパネルを採用した。ボディカラーはグラナティラブラックメタリック、ピュアホワイト/ブラックルーフ、ラピスブルーメタリック/ブラックルーフの3色をラインアップしている。
パフォーマンス面では、刺激的なサウンドを発する専用開発の“Akrapovič”(アクラポヴィッチ)チタンエキゾーストシステムや、専用の「スペシャル」モードと「ドリフト」モードを追加したドライビングプロファイル機能を採用。最高速度は通常モデル比で20km/hアップの270km/hを実現した。
ワゴンモデルのゴルフR ヴァリアントBlack Styleに話を移そう。エクステリアにはブラックルーフレールやブラックドアミラー、ブラック加飾のヘッドライト内などを特別装備。足もとにはブラック塗装の8J×19アルミホイール“Warmenau”(タイヤは235/35R19サイズ)を装着する。また、内装にはR専用インテリアにカーボンインテリアデコラクティブパネルを配備。快適装備として通常モデルはオプション設定の電動パノラマスライディングルーフとプレミアムサウンドシステム“Harman Kardon”(総出力480W、12チャンネル-9スピーカー)を標準で組み込んだ。ボディカラーはグラナティラブラックメタリック、ピュアホワイト、ラピスブルーメタリックの3色を設定している。
パワートレインは2車ともに通常モデルを踏襲し、EA888エンジンシリーズで最も高出力なチューニングを施した改良版の“2.0TSI”1984cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボユニット(最高出力333ps/5600~6500rpm、最大トルク420Nm/2100~5500rpm)に、専用セッティングの7速DSGを組み合わせている。
▲パワートレインには改良版の“2.0TSI”1984cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボエンジンを搭載。最高出力は333ps/5600~6500rpm、最大トルク420Nm/2100~5500rpmを発生する