ランドローバーが2026年モデルのディスカバリー・スポーツの日本における予約受注をスタート。グレード体系を「DYNAMIC S」「LANDMARK」「METROPOLITAN」の3タイプに刷新するとともに、PHEVモデル「P300e」を全グレードに設定。機能装備の拡充も実施
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年6月12日、プレミアムコンパクトSUVのランドローバー・ディスカバリー・スポーツの2026年モデルを発表し、同日より日本における予約受注を開始した。
▲ランドローバー・ディスカバリー・スポーツMETROPOLITAN P300e 価格:1029万円 全長4610×全幅1905×全高1725mm ホイールベース2740mm 車重2230kg WLTCモード燃費12.4km/リットル 等価EVレンジ(WLTCモード)66.1km 写真のボディカラーはヴァレジネブルー
車種展開は以下の通り。
■2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルターボエンジン(MHEV)搭載車
DYNAMIC S D200:758万円
LANDMARK D200:844万円
■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン搭載車
DYNAMIC S P250:709万円
LANDMARK P250:795万円
METROPOLITAN P250:880万円
■1.5L直列3気筒INGENIUMガソリンターボエンジン+電動モーター(PHEV)搭載車
DYNAMIC S P300e:868万円
LANDMARK P300e:954万円
METROPOLITAN P300e:1029万円
▲ランドローバー・ディスカバリー・スポーツLANDMARK P300e 価格:954万円 全長4610×全幅1905×全高1725mm ホイールベース2740mm 車重2230kg WLTCモード燃費12.4km/リットル 等価EVレンジ(WLTCモード)66.1km 写真のボディカラーはフィレンツェレッド
2026年モデルのディスカバリー・スポーツは、グレード体系を「DYNAMIC S(ダイナミックS)」「LANDMARK(ランドマーク)」「METROPOLITAN(メトロポリタン)」の3タイプに刷新するとともに、PHEVモデル「P300e」を全グレードに設定。合わせて、2ゾーンクライメートコントロール(2列目ベント、温度コントロール付)を全グレードで標準装備するなど機能装備のバージョンアップを図ったことが特徴である。
▲ランドローバー・ディスカバリー・スポーツDYNAMIC S D200 価格:758万円 全長4610×全幅1905×全高1725mm ホイールベース2740mm 車重2080kg WLTCモード燃費13.2km/リットル 写真のボディカラーはフジホワイト
各グレードの特徴を紹介していこう。まず最上級仕様のMETROPOLITANは、足もとに20インチ“スタイル5079”(グロスダークグレイ、ダイヤモンドターンドコントラスト)アロイホイールを標準装備。オプションとして、ブラックエクステリアパック(DISCOVERYスクリプト/フロントグリル/ボディ同色スキッドプレート)を設定する。インテリアについては、チタンメッシュのトリムフィニッシャーやMETROPOLITANスクリプト付フロントトレッドプレート(メタル)、ClearSightインテリアリアビューミラー、空気清浄システムプラス、MERIDIANサラウンドサウンドシステムなどを標準で組み込んだ。
▲最上級仕様のMETROPOLITANはシルバーのアクセント、ボンネットスクリプト、スキッドプレートを標準装備。足もとには20インチ“スタイル5079”(グロスダークグレイ、ダイヤモンドターンドコントラスト)アロイホイールを装着
▲インテリアにはチタンメッシュのトリムフィニッシャーやMETROPOLITANスクリプト付フロントトレッドプレート(メタル)、空気清浄システムプラス、MERIDIANサラウンドサウンドシステムなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右
次に充実装備のLANDMARKは、エクステリアに固定式パノラミックルーフやブラックのルーフレールなどを標準で採用。インテリアにはマニュアルスライド&リクライニング機能付2列目シートやLANDMARKブランディングを刻んだトリムフィニッシャー(シャドーアルミニウム)、LANDMARKスクリプト付フロントトレッドプレート(メタル)を組み込む。機能装備としてクリック&ゴー(ベースユニット)も配備した。
▲インテリアにはLANDMARKブランディングを刻んだトリムフィニッシャー(シャドーアルミニウム)やLANDMARKスクリプト付フロントトレッドプレート(メタル)を配備。日本導入モデルのハンドル位置は右
そしてエントリーモデルのDYNAMIC Sは、エボニーデュオレザーシート(ルナグレイステッチ)やモルジヌのヘッドライニング(エボニー)、ブライトメタルのフットペダルなどを標準で採用している。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、D200が“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(204ps/430Nm)に減速時のエネルギーロスを減らすために小型統合電気モーターを組み込んだマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を、P250が“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(249ps/365Nm)を、P300eが“INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン(200ps/280Nm)と電気モーター(80kW/260Nm)、リチウムイオンバッテリー(総電力量15kWh)を組み合わせたトータル最高出力309ps(227kW)/最大トルク540Nmを発生するPHEVパラレルハイブリッドシステムを搭載している。
▲P300eは“INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン(200ps/280Nm)と電気モーター(80kW/260Nm)、リチウムイオンバッテリー(総電力量15kWh)を組み合わせたトータル最高出力309ps(227kW)/最大トルク540Nmを発生するPHEVパラレルハイブリッドシステムを搭載