国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2025年6月20日時点

[ホンダ]

 ホンダは5月30日、アコードに新グレードの「e:HEV Honda SENSING 360+」をラインアップして発売。全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360+」は国内向けのモデルとして初搭載。従来の機能に加え、ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムが追加される。車両価格は599万9400円。
 

▲ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+ 価格:599万9400円 全長4975×全幅1860×全高1450mm ホイールベース2830mm 車重1580kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費23.8km/リットル

ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+ 価格:599万9400円 全長4975×全幅1860×全高1450mm WLTCモード燃費23.8km/L

 

[スバル]

 SUBARUは2025年5月22日、BRZの一部改良モデルを発表した。FA24エンジンの点火系回路のリファインを実施。万が一、同回路に故障が生じた場合でも、故障した回路に関係する気筒のみを停止することで、安全な場所への退避走行を可能としている。価格は332万2000円~381万7000円。

SUBARU BRZ S(6MT) 価格:350万9000円 全長4265×全幅1775×全高1310mm 車重1270kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費11.9km/L

 SUBARUは6月12日、小型SUVの「レックス」にハイブリッドモデルを設定すると発表。ダイハツからOEM供給を受ける、ロッキーのハイブリッドモデルをベースとしたレックスの「e-SMART HYBRID」モデルは、パワートレインにエンジンで発電し、その電力を使用してモーターで駆動するシリーズ式ハイブリッドを採用。発電専用エンジンは1.2L直3ガソリンユニットで、82ps/5600rpm、10.7kg・m/3200~5200rpmを発生。これにモーター(78kW/4372~6329rpm、170Nm/0~4372rpm)とリチウムイオン電池(容量4.3Ah)を組み合わせて、前輪を駆動する。WLTCモード燃費28.0km/リットル、価格は221万6500円~。

▲SUBARUレックス・Zハイブリッド 価格:260万8100円 全長3995×全幅1695×全高1620mm ホイールベース2525mm 車重1070㎏ 乗車定員5名 WLTCモード燃費28.0km/リットル 写真のボディカラーはナチュラルベージュマイカメタリック

SUBARUレックス・Zハイブリッド 価格:260万8100円 全長3995×全幅1695×全高1620mm WLTCモード燃費28.0km/L

[トヨタ]

 トヨタ自動車は5月23日、カローラ・シリーズのSUVモデルである「カローラ・クロス」の一部改良を実施し、同日より発売した。内外装デザインの変更や機能装備のアップデートを実施するとともに、パワートレインをハイブリッドに一本化している。走行面では、 トヨタ車初の「SNOW EXTRAモード」と、国内トヨタ車で初の「シグナルロードプロジェクション」が新たに設定された。価格は276万円~368万円。

▲トヨタ・カローラ・クロスZ(E-Four) 価格:368万9000円 全長4455×全幅1825×全高1620mm ホイールベース2640mm 車重1490kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費24.6km/リットル 写真のボディカラーはアッシュ

トヨタ・カローラ・クロスZ(E-Four) 価格:368万9000円 全長4455×全幅1825×全高1620mm  WLTCモード燃費24.6km/L

 トヨタ自動車およびTOYOTA GAZOO Racingは5月23日、カローラ・シリーズのSUVモデルであるカローラ・クロスに「GR SPORT」グレードをラインアップし、本年8月4日に発売すると発表した。パワートレインにGR SPORT専用の2.0Lハイブリッドシステムを搭載し、足回りの専用チューニング、空力を最適化したエクステリア等の変更を実施。車両価格は389万5000円。

▲トヨタ・カローラ・クロスGR-SPORT(E-Four) 価格:389万5000円 全長4460×全幅1825×全高1600mm ホイールベース2640mm 車重1500kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費23.3km/リットル 写真のボディカラーはブラック×プラチナホワイトパールマイカ

トヨタ・カローラ・クロスGR-SPORT(E-Four) 価格:389万5000円 全長4460×全幅1825×全高1600mm WLTCモード燃費23.3km/L

 トヨタ自動車は6月11日、クロスオーバーSUVのハリアーの一部改良を実施、同日より発売した。先進安全運転支援システムのバージョンアップや機能装備の拡充を図るとともに、特別仕様車の“Night Shade”の設定、PHEV車のラインアップ拡大がされている。価格は371万300円~549万900円。特別仕様車の“Night Shade”は通常グレードのZおよびZ“Leather Packageをベースに、ブラックの外装パーツを随所に採用、より上質なルックスに仕上げられている。

▲トヨタ・ハリアー G プラグインハイブリッド 価格:547万300円 全長4740×全幅1855×全高1660mm ホイールベース2690mm 車重1920kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費20.5km/リットル EV走行換算距離(等価EVレンジ)93km 写真のボディカラーはグレーメタリック

トヨタ・ハリアー G プラグインハイブリッド 価格:547万300円 全長4740×全幅1855×全高1660mm WLTCモード燃費20.5km/L EV走行換算距離(等価EVレンジ)93km

 

(参考)
 トヨタ自動車は2025年5月21日、クロスオーバーSUV「RAV4」の新型モデルを世界初公開した。街中で目を引く洗練されたデザインを有した「CORE」、冒険心をさらに掻き立てるラギッド感を強調した「ADVENTURE」、走りの楽しさを機能とともに表現した「GR SPORT」という3つのスタイルを設定。パワートレインには新開発のプラグインハイブリッドシステムと、改良版のハイブリッドシステムを採用。ボディサイズは後述する主力モデルの「CORE」で全長4600×全幅1855×全高1680~1685mm/ホイールベース2690mmと、現行モデルとほぼ同寸に仕立てた。新型RAV4の日本での発売は2025年度内を予定。また、米国向けは当初、カナダと日本から輸出する計画だったが、いわゆる“トランプ関税”によるリスクを極力回避する目的から、現地生産も検討しているという。

▲第6世代となる新型トヨタRAV4が世界初公開。日本での発売は2025年度内を予定

第6世代となる新型トヨタRAV4が世界初公開。日本での発売は2025年度内を予定

▲最新のToyota Safety Senseを搭載。ドライバー異常時対応システムはセンサー情報を用いて路肩に退避スペースが確認できた場合、減速後、路肩へ寄せて停車できるように改良する

■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』に掲載されています

 

 

 

 

 

 

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