中国BYDが軽EVのカテゴリーに進出! 専用設計の軽乗用電気自動車を開発し、2026年後半に日本に導入すると発表。合わせて軽自動車ビジネスに豊かな経験を持つ人材の募集を実施
BYD Autoジャパンは2025年4月24日、専用設計の軽乗用電気自動車(軽EV)を開発し、2026年後半に日本に導入すると発表した。
BYDの日本市場における電気自動車のラインアップとしては、コンパクトEVの「ドルフィン(DOLPHIN)」、ミドルサイズe-SUVの「ATTO3」、ハイエンドEVセダンの「シール(SEAL)」、クロスオーバーSUVの「シーライオン7(SEALION 7)」に続く予定の軽EVは、日本独自の軽規格に準拠した専用設計を実施。日本への導入は2026年後半ということで、現在からわずか1年半あまりと短期間となるが、BYDでは現行のドルフィンより1クラス下のシーガル(海鴎)という、全長3780×全幅1715×全高1540mmのエントリーEVを本国で販売しており、また2019年から2021年にかけては同3465×1618×1500mmという日本の軽自動車規格(同3400×1480×2000mm以下)に近いコンパクトなEVモデルの「e1」をリリースしていたことから、軽EVの開発も比較的スムーズに進むものと想定される。
▲2019年から2021年にかけては全長3465×全幅1618×全高1500mmという日本の軽自動車規格に近いコンパクトなEVモデル「e1」をリリースしていた。この経験が軽EVの開発に活かされる見込み
なお、BYD Autoジャパンは軽自動車市場への参入に伴い、5月中に人材募集専用の応募サイトを開設し、随時受付を開始する予定とアナウンス。また、BYDの日本における商用車部門を担当するビーワイディージャパンも、EVトラックおよびEVバス事業のリーダー・スタッフ増員および全国のサービス体制に必要な人員を強化する目的で、同サイトから人材を募集する予定だという。