ジープ・グランドチェロキーの誕生30周年を記念した特別仕様車が日本上陸

ジープがフラッグシップSUV「グランドチェロキー」の誕生30周年を祝う特別仕様車「30th Anniversary Edition」を発売。外装にはオフロード性能をさらに意識した日本未発売のグレード「Overland」を踏襲するとともに、30th Anniversary Editionバッジなどを特別装備。パワートレインには4xeプラグインハイブリッドシステムを搭載。販売台数は90台限定

 Stellantisジャパンは2023年11月17日、ジープの旗艦SUVに位置するグランドチェロキーの誕生30周年を記念した特別仕様車「30th Anniversary Edition(サーティース アニバーサリー エディション)」をラインアップし、本年12月2日に発売すると発表した。車両価格は1049万円(別途、製造・輸送コストに関するサーチャージが必要)の設定で、販売台数は90台の限定だ。

▲ジープ・グランドチェロキー30th Anniversary Edition 価格:8SAT1049万円 全長4910×全幅1980×全高1810mm ホイールベース2965mm 車重2685kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費10.4km/リットル

▲ジープ・グランドチェロキー30th Anniversary Edition 価格:8SAT1049万円 全長4910×全幅1980×全高1810mm ホイールベース2965mm 車重2685kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費10.4km/リットル

 

 今回の特別仕様車は、1993年モデルとして市場デビューを果たし、ラグジュアリーSUVの市場を切り開いた初代グランドチェロキー(ZC)の誕生から30年の節目を迎えることを記念して設定されたアニバーサリーモデルに位置。ベース車には1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力272ps/5250rpm、最大トルク400Nm/3000rpm)に、P1F型(最高出力46kW、最大トルク54Nm)とP2型(最高出力107kW、最大トルク255Nm)という電気モーターを2基、総電力量14.87kWh/総電圧350Vのリチウムイオンバッテリー、8速オートマチックトランスミッションで構成する4xeプラグインハイブリッドシステムを搭載した通常モデルの「リミテッド4xe」をチョイスしている。

▲今回の特別仕様車は1993年モデルとして市場デビューを果たし、ラグジュアリーSUVの市場を切り開いた初代グランドチェロキー(写真・左)の誕生から30年の節目を迎えることを記念して設定される

▲今回の特別仕様車は1993年モデルとして市場デビューを果たし、ラグジュアリーSUVの市場を切り開いた初代グランドチェロキー(写真・左)の誕生から30年の節目を迎えることを記念して設定される

 

 外装に関しては、グランドチェロキーの力強さを象徴するダイヤモンドブラッククリスタルP/Cのボディカラーを纏ったうえで、フロントおよびリアのデザインに、オフロード性能をさらに意識した日本未発売のグレード「Overland(オーバーランド)」の仕様を導入。エクイップメントとしては、30th Anniversary Edition専用となるボディ同色フロント/リアフェイシア/ホイールフレアやグロスブラックフロントグリル、ブラックルーフレール(グロスブラックアクセント入り)、ボディ同色サイドシルエクステンション、デュアルカッターマフラーなどを特別装備。足もとにはグロスブラック塗装20インチアルミホイール+265/50R20 3シーズンタイヤを組み込む。さらに、初代のグランドチェロキーと第4世代となる現行モデルのシルエットを向かい合わせに配した30th Anniversary Editionバッジをリアゲートに装着した。

▲ボディカラーにはグランドチェロキーの力強さを象徴するダイヤモンドブラッククリスタルP/Cを採用し、フロントおよびリアのデザインにオフロード性能をさらに意識した日本未発売のグレード「Overland」の仕様を導入する。足もとにはグロスブラック塗装20インチアルミホイール+265/50R20 3シーズンタイヤを装着

▲ボディカラーにはグランドチェロキーの力強さを象徴するダイヤモンドブラッククリスタルP/Cを採用し、フロントおよびリアのデザインにオフロード性能をさらに意識した日本未発売のグレード「Overland」の仕様を導入する。足もとにはグロスブラック塗装20インチアルミホイール+265/50R20 3シーズンタイヤを装着

▲初代のグランドチェロキーと第4世代となる現行モデルのシルエットを向かい合わせに配した30th Anniversary Editionバッジを特別装備

▲初代のグランドチェロキーと第4世代となる現行モデルのシルエットを向かい合わせに配した30th Anniversary Editionバッジを特別装備

 

 インテリアについては、ベース車と同様にブラックの内装色を基調とし、本木目/サテンクロームのアクセントや10.1インチのタッチパネルモニター、第5世代UconnectオーディオシステムおよびApple CarPlay/Android Auto対応ナビゲーションシステム、2ゾーン温度調整機能付オートエアコンディショナー、合成皮革シートなどを標準で採用。また、上級グレードのサミット リザーブ4xeに採用するデジタルリアビュールームミラーやワイヤレスチャージングパッド、2列目ウィンドウシェードを特別装備して、利便性をより高めた。

▲上級グレードのサミット リザーブ4xeに採用するデジタルリアビュールームミラー(写真・上)やワイヤレスチャージングパッド(同・中)、2列目ウィンドウシェード(同・下)を標準で組み込む

▲上級グレードのサミット リザーブ4xeに採用するデジタルリアビュールームミラー(写真・上)やワイヤレスチャージングパッド(同・中)、2列目ウィンドウシェード(同・下)を標準で組み込む

 

 安全運転システムはベース車に準拠。車両周辺の障害物をモニター上で確認できるサラウンドビューカメラ、インターセクションコリジョンアシスト(交差点衝突回避支援機能)、衝突被害軽減ブレーキ(歩行者、サイクリスト検知機能付)、アクティブレーンマネジメント、ParkSenseフロント/リアパークアシスト(STOP機能付)、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、アダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)といった数多くの先進機構を採用している。

▲パワートレインには1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(272ps/400Nm)に、P1F型(46kW/54Nm)とP2型(107kW/255Nm)という電気モーターを2基、総電力量14.87kWhのリチウムイオンバッテリー、8速オートマチックトランスミッションでシステムを構成する4xeプラグインハイブリッドシステムを搭載。EV走行換算距離(WLTCモード)は53kmを実現。ドライブモードには燃費を最小限に抑えるよう設計した「HYBRIDモード」、電気モーターのみで走行する「ELECTRICモード」、バッテリーの充電レベルを維持する「e-SAVEモード」という3種類を設定する

▲パワートレインには1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(272ps/400Nm)に、P1F型(46kW/54Nm)とP2型(107kW/255Nm)という電気モーターを2基、総電力量14.87kWhのリチウムイオンバッテリー、8速オートマチックトランスミッションでシステムを構成する4xeプラグインハイブリッドシステムを搭載。EV走行換算距離(WLTCモード)は53kmを実現。ドライブモードには燃費を最小限に抑えるよう設計した「HYBRIDモード」、電気モーターのみで走行する「ELECTRICモード」、バッテリーの充電レベルを維持する「e-SAVEモード」という3種類を設定する

 

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