アウディTTの歴史を締めくくる記念モデル「TTクーペ・ファイナルエディション」が日本デビュー

アウディがプレミアムコンパクトクーペのTTクーペをベースとする特別仕様車「TTクーペ・ファイナルエディション」を設定。人気の高いコンフォートパッケージ、S lineパッケージ、ブラックAudi rings&ブラックスタイリングパッケージ、RSデザインパッケージの4つのパッケージオプションと、20インチアルミホイールを標準装備。車両価格は793万円で、販売台数は200台限定

 アウディ・ジャパンは2023年5月30日、アウディTTのフィナーレを飾る記念モデルの「TTクーペ・ファイナルエディション(TT Coupé final edition)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は793万円の設定で、販売台数は200台の限定だ。

▲アウディ・TTクーペ・ファイナルエディション 価格:7DCT793万円 全長4200×全幅1830×全高1370mm ホイールベース2505mm 乗車定員4名 販売台数は200台限定

▲アウディ・TTクーペ・ファイナルエディション 価格:7DCT793万円 全長4200×全幅1830×全高1370mm ホイールベース2505mm 乗車定員4名 販売台数は200台限定

 

 アウディのプレミアムコンパクトクーペに位置するTTは、ブランドのアイコンモデルとして1998年に初代が登場して以来、3世代に渡って進化。合計世界販売台数は50万台を超え、独創的なデザインにより、世界中のコンパクトクーペに大きな影響を与えてきた。現在も依然として強い個性を放つが、いよいよその歴史の最終章を迎え、生産終了が間近に迫っている。

 今回登場した「TTクーペ・ファイナルエディション」は、そのTTの車歴を締めくくる記念モデルで、本年4月20日に限定100台で発売した「TTSクーペ・メモリアルエディション(TTS Coupé memorial edition)」に続く特別仕様に位置する。ベースモデルは既存のTTクーペ45TFSIクワトロで、スポーツモデルにふさわしい軽量かつ高剛性なアルミニウムとスチールの複合構造のASF(アウディスースフレーム)ボディに、最高出力245ps/5000~6500rpm、最大トルク370Nm/1600~4300rpmを発生する“2.0TFSI” 1984cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボエンジン+7速Sトロニックトランスミッションを搭載。駆動機構にはquattro(クワトロ)4輪駆動システムを採用している。

▲ボディカラーはグレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルー(写真)の4色をラインアップ

▲ボディカラーはグレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルー(写真)の4色をラインアップ

 

 エクステリアについては、精悍なブラックでディテールを統一したことが訴求点。S lineパッケージ(S lineエクステリアロゴ/S lineバンパー/ハイグロスブラック・ラジエーターグリル/プラチナムグレー・リアディフューザー)、ブラックAudi rings&ブラックハイグロススタイリングパッケージ(ブラックAudi rings/ブラックハイグロススタイリングパッケージ/エクステリアミラーハウジングハイグロスブラック)、RSデザインのリアスポイラー、ブラックテールパイプ、Audi Ringsデコラティブフィルム、Audi Sport製9J×20アルミホイール10Yスポークデザインブラックポリッシュト+255/30R20タイヤ、カラードブレーキキャリパー(レッド)などを装備して、スポーティでアグレッシブな印象を高める。さらに、マトリクスLEDヘッドライトやアウディマグネティックライド、プライバシーガラス、クルーズコントロールを標準で組み込んで機能性をアップ。ボディカラーはグレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルーの4色を設定した。

▲RSデザインのリアスポイラーを特別装備

▲RSデザインのリアスポイラーを特別装備

▲足もとにはAudi Sport製9J×20アルミホイール10Yスポークデザインブラックポリッシュト+255/30R20タイヤとレッドのカラードブレーキキャリパーを配備

▲足もとにはAudi Sport製9J×20アルミホイール10Yスポークデザインブラックポリッシュト+255/30R20タイヤとレッドのカラードブレーキキャリパーを配備

 

 インテリアについては、上質なマテリアルにビビッドなアクセントカラーを施して、スポーティな雰囲気と質感の高さを絶妙に調和させたことが特徴だ。RSデザインパッケージによりダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートには、ボディカラーに合わせてレッド(グレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリックのボディカラーと組み合わせ)またはブルー(ターボブルーのボディカラーと組み合わせ)のカラーステッチとシートサイドパネルを採用。シートベルトエッジ、エアコンのインナーリングおよびセンターコンソールパネルにも同様のカラーリングを配する。また、センターマーカー付きRSステアリングホイールやレザー仕様のドアアームレストおよびセンターコンソール、アルカンターラ素材のシフトノブ、センターレブカウンター表示のスポーツモードを有するバーチャルコックピットプラスを特別装備。さらに、コンフォートパッケージとしてフロントシートヒーター/センターアームレスト/アウディサイドアシスト/前後アウディパーキングシステム/リアビューカメラ/アウディホールドアシスト/エクステンデッドアルミニウムルックインテリアを、S lineパッケージとしてフロントシート電動調整機能/S lineステアリングロゴ/ドアシルトリム S line/マットブラッシュトアルミニウム・デコラティブパネルを標準で配備した。

▲RSデザインパッケージによりダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートには、ボディカラーに合わせてレッドまたはブルーのカラーステッチとシートサイドパネルを採用。シートベルトエッジ、エアコンのインナーリングおよびセンターコンソールパネルにも同様のカラーリングを施す。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲RSデザインパッケージによりダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートには、ボディカラーに合わせてレッドまたはブルーのカラーステッチとシートサイドパネルを採用。シートベルトエッジ、エアコンのインナーリングおよびセンターコンソールパネルにも同様のカラーリングを施す。日本導入モデルのハンドル位置は右

 

 なお、TTクーペ・ファイナルエディションは限定販売台数200台のうち、タンゴレッド25台とターボブルー25台をオンラインで予約販売する。期間は本年5月30日から6月11日まで実施。オンラインでの成約記念特典として、限定50足で「Audi×Onitsuka Tigerコラボレーションスニーカー」をプレゼントするという。

▲オンライン成約の記念特典として、限定50足で「Audi×Onitsuka Tigerコラボレーションスニーカー」をプレゼント。サイドにはTTのロゴをメタルパーツで表現し、かかと部のクロスパーツにはオンライン限定カラーのタンゴレッドとターボブルーをイメージしたカラーのラインを施す

▲オンライン成約の記念特典として、限定50足で「Audi×Onitsuka Tigerコラボレーションスニーカー」をプレゼント。サイドにはTTのロゴをメタルパーツで表現し、かかと部のクロスパーツにはオンライン限定カラーのタンゴレッドとターボブルーをイメージしたカラーのラインを施す

 

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