ルノー・スポールの名を冠した最後のモデルとなる「メガーヌ R.S.ウルティム」が日本発売

ルノーが“ルノー・スポール(R.S.)”の最終モデルとなる「メガーヌ R.S.ウルティム」の日本における受注を開始。販売台数は世界限定1976台。車両価格は659万円に設定

 ルノー・ジャポンは2023年4月20日、特別限定車の「メガーヌ R.S.ウルティム(MEGANE R.S. ULTIME)」の日本における受注を開始した。車両価格は659万円に設定する。

▲ルノー・メガーヌR.S.ウルティム 価格:6EDC/6MT659万円 全長4410×全幅1875×全高1465mm ホイールベース2670mm 車重EDC1470/MT1450kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費EDC11.3/MT11.4km/リットル

▲ルノー・メガーヌR.S.ウルティム 価格:6EDC/6MT659万円 全長4410×全幅1875×全高1465mm ホイールベース2670mm 車重EDC1470/MT1450kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費EDC11.3/MT11.4km/リットル

 

 メガーヌ R.S.ウルティムは、ルノー・スポールの名を冠する最後のモデルに位置する。ルノー・スポールは1976年に設立され、ルノーのスポーツモデルの開発のみならず、F1を始めとするモータースポーツも担う組織として活動し、ルノーの技術開発およびブランドイメージの向上に大きく貢献してきた。これらの役割は今後、ルノー・グループの新たなスポーツブランドであるアルピーヌに引き継がれることが決定し、ルノー・スポールはその役割を終えることとなった。

▲メガーヌR.S.ウルティムはルノー・スポールの名を冠する最後のモデルで、ルノー・スポールが設立された1976年にちなんで全世界で1976台が販売される

▲メガーヌR.S.ウルティムはルノー・スポールの名を冠する最後のモデルで、ルノー・スポールが設立された1976年にちなんで全世界で1976台が販売される

 

 メガーヌ R.S.ウルティムはメガーヌ R.S.トロフィーの性能と装備を受け継ぎながら、ルーフとボンネットに配したロザンジュをモチーフとしたブラックマットストライブ、ブラックアウトされたロゴ、ブリリアントブラックのフロントF1ブレード、ブラッグバッジ付きのR.Sスポーツフェンダー、ブラックフィニッシャーのサイドウィンドウモールディング、ブリリアントブラックのドアハンドルおよびリアディフューザー、1本当たりの重量がメガーヌR.S.トロフィーのホイール比で2kg軽量なブラックの“フジライト”19インチアロイホイール(タイヤは245/35R19サイズのブリヂストンPOTENZA S007)などの採用によって、スポーティさをより強調する。ボディカラーはジョンシリウスM、オランジュトニックM、ブランナクレM、ノワールエトワールMの4タイプ(ブランナクレMは3万5000 円高、ジョンシリウスMとオランジュトニックMは18万円高)をラインアップした。

▲ブラックマットストライプやブラックアウトしたロゴなどを配して特別感を強調

▲ブラックマットストライプやブラックアウトしたロゴなどを配して特別感を強調

▲1本当たりの重量がメガーヌR.S.トロフィーのホイール比で2kg軽量なブラックの“フジライト”19インチアロイホイールを装着。タイヤには245/35R19サイズのブリヂストンPOTENZA S007を組み合わせる

▲1本当たりの重量がメガーヌR.S.トロフィーのホイール比で2kg軽量なブラックの“フジライト”19インチアロイホイールを装着。タイヤには245/35R19サイズのブリヂストンPOTENZA S007を組み合わせる

▲ボディカラーは写真上よりジョンシリウスM、オランジュトニックM、ブランナクレM、ノワールエトワールMの4タイプを設定

▲ボディカラーは写真上よりジョンシリウスM、オランジュトニックM、ブランナクレM、ノワールエトワールMの4タイプを設定

 

 インテリアに関しては、カーボン調素材とレッド&グレーステッチ、アルカンタラ表皮レカロ製フロントバケットシートなどを配したメガーヌ R.S.トロフィーの仕様を踏襲したうえで、ルノー・スポールモデルのテストおよび開発ドライバーで、ニュルブルクリンクにおいて当時の市販FF車の最速ラップタイムを記録したロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルプレートやR.S. ULTIMEロゴ入りキッキングプレートを装着。また、専用装備としてR.S.ULTIMEの刻印が入った専用デザインハンズフリーカードキーと専用ボディカバー(室内用)を設定した。

▲センターコンソールにはルノー・スポールのテストドライバーで、ニュルブルクリンク北コースにおける当時の量産FF車最速タイムをメガーヌR.S.トロフィーRで叩き出したロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルプレートを特別装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲センターコンソールにはルノー・スポールのテストドライバーで、ニュルブルクリンク北コースにおける当時の量産FF車最速タイムをメガーヌR.S.トロフィーRで叩き出したロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルプレートを特別装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲アルカンタラ表皮のレカロ製フロントバケットシートを装着

▲アルカンタラ表皮のレカロ製フロントバケットシートを装着

▲R.S.ULTIMEの刻印が入った専用デザインハンズフリーカードキーを設定

▲R.S.ULTIMEの刻印が入った専用デザインハンズフリーカードキーを設定

▲R.S.ULTIMEのロゴが入った専用ボディカバー(室内用)を特別装備

▲R.S.ULTIMEのロゴが入った専用ボディカバー(室内用)を特別装備

 

 パワートレインはメガーヌ R.S.トロフィーと基本的に共通で、最高出力300ps/6000rpm、最大トルク400Nm/3200rpmを発生するM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン+6速MTと、最高出力300ps/6000rpm、最大トルク420Nm/3200rpmを発生するM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン+6EDC(6速エフィシエントデュアルクラッチ)を設定。さらに、コーナリングスピードの向上を目的にロールを抑えたシャシー、コーナリング時のパフォーマンスを最大限に高めるトルセンLSD、前輪アルミ製ハブ/鋳鉄製スリット入りブレーキディスク+Brembo製レッドフロントブレーキキャリパーなどを標準で組み込んでいる。

▲パワートレインは最高出力300ps/最大トルク400Nmを発生するM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン+6速MTと、最高出力300ps/最大トルク420Nmを発生するM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン+6EDCを設定

▲パワートレインは最高出力300ps/最大トルク400Nmを発生するM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン+6速MTと、最高出力300ps/最大トルク420Nmを発生するM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン+6EDCを設定

 

 なお、メガーヌR.S.ウルティムはルノー・スポールが設立された1976年にちなんで、全世界で限定1976台を販売。また、メガーヌ R.S.ウルティムの欧州での発売に伴い、既存のメガーヌ R.S.およびメガーヌ R.S.トロフィーは生産を終了し、在庫がなくなり次第、日本での販売も終了する予定である。

▲メガーヌ R.S.ウルティムの欧州での発売に伴い、既存のメガーヌ R.S.およびメガーヌ R.S.トロフィーは生産を終了し、在庫がなくなり次第、日本での販売も終了する

▲メガーヌ R.S.ウルティムの欧州での発売に伴い、既存のメガーヌ R.S.およびメガーヌ R.S.トロフィーは生産を終了し、在庫がなくなり次第、日本での販売も終了する

 

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