三菱自動車が新世代軽スーパーハイトワゴンの「デリカミニ」を初公開

三菱デリカ・シリーズが軽自動車にも拡大展開! 三菱自動車が新型軽スーパーハイトワゴンの「デリカミニ」を2023年初夏に市場投入すると予告。合わせてティーザーサイトを開設してエクステリアデザインを披露

 三菱自動車は2022年11月4日、2023年初夏にデビュー予定の新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」のティーザーサイトを開設し、エクステリアデザインを初披露。合わせて2023年1月開催の東京オートサロン2023に参考出品すると予告した。

▲三菱デリカミニ フロントマスクは力強さと安心感を表現する三菱車独自の“ダイナミックシールド”に、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを配して、凛としながらも親しみやすい表情を演出する

▲三菱デリカミニ フロントマスクは力強さと安心感を表現する三菱車独自の“ダイナミックシールド”に、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを配して、凛としながらも親しみやすい表情を演出する

 

 デリカミニは“DAILY ADVENTURE(毎日の冒険)”をデザインテーマに据えた、SUVらしい力強いスタイリングの軽スーパーハイトワゴンとして開発する。デリカ・シリーズはSUVならではの高い走破性とMPVとしての居住性を融合させた、三菱自動車ならではのオールラウンドミニバンとして好評を博すモデル。アウトドアレジャーの人気が高まる昨今、そのデリカ・シリーズの世界観を軽スーパーハイトワゴンのパッケージに凝縮し、デリカミニに昇華させた。

▲SUVならではの高い走破性とMPVとしての居住性を融合させたデリカ・シリーズの伝統の特性を、軽自動車規格で昇華させる

▲SUVならではの高い走破性とMPVとしての居住性を融合させたデリカ・シリーズの伝統の特性を、軽自動車規格で昇華させる

 

 公開されたエクステリアデザインを見ていこう。

 まず基本スタイルは、スクエア基調のフォルムに短めのフロントセクション、スライド式のリアドア、トップからの角度をほぼ垂直としたリアゲートなどを配して、軽規格内でのミニバンルックを構築。また、フロントマスクは力強さと安心感を表現する三菱車独自の“ダイナミックシールド”に、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを配して、凛としながらも親しみやすい表情を演出する。さらに、フロントバンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な“DELICA”ロゴを配備。合わせてブラックのホイールアーチや、前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状を採用して、デリカならではのSUVらしい走破性を表現した。シューズにタフさを表した形状とスタイリッシュさを持ち合わせたダークシルバー塗装のアルミホイールを装着して、足もとの存在感を高めたこともトピックだ。

▲立体的な“DELICA”ロゴをあしらったテールゲートガーニッシュやバンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状を採用して、デリカ・シリーズの一員であることを主張する

▲立体的な“DELICA”ロゴをあしらったテールゲートガーニッシュやバンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状を採用して、デリカ・シリーズの一員であることを主張する

 

 ボディカラーはデリカミニのコンセプトに即して新開発した、都会からアウトドアレジャーまであらゆるシーンに馴染むアッシュグリーンメタリックの新色を設定したほか、モノトーンにナチュラルアイボリーメタリック、ミストブルーパール、ホワイトパール、チタニムグレーメタリック、ブラックマイカを、2トーンにアッシュグリーンメタリック/ブラックマイカ、ナチュラルアイボリーメタリック/ブラックマイカ、ライトニングブルーマイカ/ブラックマイカ、ホワイトパール/ブラックマイカ、レッドメタリック/ブラックマイカ、サンシャインオレンジメタリック/ブラックカイマをラインアップする。

▲ボディカラーにアッシュグリーンメタリックの新色を設定したうえで、2トーンを6タイプ、モノトーンを6色用意する

▲ボディカラーにアッシュグリーンメタリックの新色を設定したうえで、2トーンを6タイプ、モノトーンを6色用意する

 

 ちなみに、デリカは2023年に初代デリカ・コーチのデビューから数えて55周年を迎える。どうやらデリカミニは、そのアニバーサリーを祝うモデルとしてのキャラクターも有しているようだ。まずは東京オートサロン2023での実車披露を楽しみに待とう。

▲デリカミニは2023年初夏のデビューを予定する

▲デリカミニは2023年初夏のデビューを予定する

 

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