究極「ハコのスポーツ」、BMWの駆け抜ける歓びはM3 & M4に凝縮している!

BMW M3 & M4(E30/E36/E46/E90/F80/G80)の魅力

BMW・M3コンペティション 価格:8SAT 1350万円 最新G80型は写真のFRと4WD(1381万円)を設定 フロントマスクはアグレッシブ パワーユニットは3リッター直6ターボ(510ps)

BMW・M3コンペティション 価格:8SAT 1350万円 最新G80型は写真のFRと4WD(1381万円)を設定 フロントマスクはアグレッシブ パワーユニットは3リッター直6ターボ(510ps)

Mの文字が示すもの、それは最上のドライビング体験

 スポーツカーが高嶺の花でバリエーションも少なかったころ、セダンベースの高性能車は現実的な憧れだった。いわゆる「ハコのスポーツカー」だ。国産車でいえばハコスカGT-Rは、いまなお誰もが認めるアイコンだろう。

 ドイツ車であれば断然、BMWのM3だ。BMWの速いハコの元祖は1970年代の2002ターボだが、人気を不動のものとしたのはE30型3シリーズがベースのM3(1985年)であり、それに続く歴代高性能モデルである。  中でもE36型(93年)やE46型(2001年)はM3史におけるエポック。ワイルドさと精緻さを兼ね備えた「ニューシルキー6」が味わえる名車である。いまなおマニアから高い評価を得ている。

 個人的にはM3史で唯一V8エンジンを積んだE90型(2007年)が、今後ますます面白い存在になると思っている。名機の誉が高い5リッターV10エンジンを5分の4にした4リッターのS65ユニットは、ストレート6とは異なる豪快さと、エンジンスペシャリストらしい精緻さで運転好きの心を揺さぶる。

 M3/M4はハンドリングも素晴らしい。どの世代を選んでも優れた重量バランスとシャシー性能が織りなす自在な操縦フィールが楽しめる。エンジンそのものの魅力を別にしても、ホットなクルマに仕上がっているのだ。その高度なシャシーに「M謹製のエンジンパフォーマンス」が加わるのである。M3/M4の「お楽しみ」は奥が深い。

M3の1stモデル(E30型)はツーリングカーレースの勝利を目指して開発 珠玉の2.3リッター直4を積む

M3の1stモデル(E30型)はツーリングカーレースの勝利を目指して開発 珠玉の2.3リッター直4を積む

E46型(2001〜2007年)は自然吸気の3.2リッター直6(343ps)搭載 高回転型エンジンはレーシー

E46型(2001〜2007年)は自然吸気の3.2リッター直6(343ps)搭載 高回転型エンジンはレーシー

E92型(2007〜2012年)はM3史上で唯一の4リッターV8搭載 クーペを中心に輸入された 6速MTも設定

E92型(2007〜2012年)はM3史上で唯一の4リッターV8搭載 クーペを中心に輸入された 6速MTも設定

M3

F80型(2014〜2019年)からセダン(M3)とクーペ(M4)で名称を変更 エンジンは再び直6に変更

F80型(2014〜2019年)からセダン(M3)とクーペ(M4)で名称を変更 エンジンは再び直6に変更

購入ガイド:M3/M4は各世代とも熱心なファンがいる。V8のE92型は人気薄だったが、現在は再評価されている。中古車は比較的豊富。E46型のATは250万円前後から入手可能。走りのクルマだけにメンテナンスが重要

 

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