日産NV200バネットが先進安全装備の拡充をメインとした商品改良を実施

日産の定番キャブオーバーバン&ワゴンのNV200バネットが充実の先進安全装備を集約。AT車は「サポカー」に該当

 日産自動車は1月9日、定番キャブオーバーバン&ワゴンのNV200バネットの仕様変更を実施し、同日より発売した。

NV200バネット1.jpg▲日産NV200バネットGX4WD) 価格:4AT2728000円 全長4410×全幅1695×全高1885mm/ホイールベース2725mm 車重1380kg 乗車定員25名 「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」をクラス初搭載する

車種展開は以下の通り。

■バン・2WD
DXルートバン(乗車定員2名):5MT176万6600円/4AT202万1800円
DX(乗車定員2名):5MT176万6600円/4AT202万1800円
DX(乗車定員2/5名):5MT183万7000円/4AT209万3300円
VX(乗車定員2/5名):5MT188万2100円/4AT213万6200円
GX(乗車定員2/5名):5MT204万2700円/4AT229万7900円
■バン・4WD
DXルートバン(乗車定員2名):4AT251万3500円
DX(乗車定員2名):4AT251万3500円
DX(乗車定員2/5名):4AT254万5400円
GX(乗車定員2/5名):4AT272万8000円
■ワゴン・2WD
16X-2R(乗車定員5名):4AT223万9600円
16X-3R(乗車定員7名):4AT240万5700円

 今回の変更は、先進安全装備のさらなる拡充を図ったことが特徴だ。

 まず、衝突被害の軽減や追突の回避支援を行う「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」には、フロントカメラに加え、夜間の検知能力が高いフロントレーダーを新たに採用。夜間でもより安心してドライブできるよう機能向上を果たす。また、「ハイビームアシスト」や「LDW(車線逸脱警報)」などの先進安全技術も新たに組み込んだ。そして、インテリジェント エマージェンシーブレーキを標準装備するAT車は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカー」に該当する。

NV200バネット2.jpg▲「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」には、フロントカメラに加えて夜間の検知能力が高いフロントレーダーを新たに採用した

NV200バネット3.jpg▲自動切り替えの「ハイビームアシスト」をAT車に標準で装備する

 前方の車両進入禁止標識を検知し、ディスプレイへの警告表示や警告音により注意喚起を行ったり、前方の最高速度標識や前方の一時停止標識を検知し、ディスプレイ等に表示したりする「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」を設定したことも訴求点。この機構の採用は、大衆キャブオーバーバンクラスでは初だ。

NV200バネット4.jpg▲必要なビジネスツールが余裕でおさまり、出し入れもしやすい収納類、助手席シートバックテーブルなど、機能性を追求したコクピット。注意標識を検知してディスプレイ等に警告表示する仕組みも新採用する

 パワートレインは基本的に従来と共通で、HR16DE型1597cc直列4気筒DOHCエンジン(109ps)+5速MT/4速AT(E-ATx)を搭載。ボディサイズはバンが全長4400~4410×全幅1695×全高1855~1885mm/ホイールベース2725mm、ワゴンが全長4400×全幅1695×全高1850mm/ホイールベース2725mmに設定している。

NV200バネット5.jpg▲日産NV200バネット16X-2R 価格:4AT2239600円 全長4400×全幅1695×全高1850mm/ホイールベース2725mm 車重1310kg 乗車定員5

SNSでフォローする