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テスラがミッドサイズSUVの「モデルY」に6名乗り3列シートを配した「モデルY L」を新設定。既存のモデルY比でホイールベースを150mm、全長を190mm延長したうえで、2/2/2名乗車の3列シートを装備。パワートレインには前後アクスルに1基ずつモーターを搭載するデュアルモーターAWDを採用し、一充電航続距離はWLTCモードで788kmを実現
テスラ ジャパンは2026年4月3日、SUVタイプのBEV「モデルY(Model Y)」をベースとする3列シート車の「モデルY L(Model Y L)」をラインアップし、同日より日本での受注を開始すると発表した。車両価格は749万円~に設定するが、CEV補助金として最大127万円が支給され、また各自治体などの優遇制度も受けられる。生産は中国の上海ギガファクトリーが担当。ユーザーへの納車は2026年4月末からを予定している。
ロング(Long)の頭文字を車名に加えたモデルY Lは、既存のモデルY比でホイールベースを150mm、全長を190mm、全高を45mm延長して(全長4980×全幅1920×全高1670mm/ホイールベース3040mm)キャビン空間を拡大したうえで、2/2/2名乗車の3列シートを配備。また、エクステリアはモデルYならではのダイナミックでスタイリッシュな造形を維持しつつ、ルーフラインやドアなどを再設計するとともに新造形のリアスポイラーを配して、空気抵抗係数(Cd値)は0.216という優秀な数値を実現する。足もとには専用の19インチマキナホイールを装着。ボディカラーは新色のコズミックシルバーのほか、ダイヤモンドブラック、グレイシャーブルー、パールホワイト、ステルスグレー、ウルトラレッドという計6色をラインアップした。

▲エクステリアはモデルYならではのダイナミックでスタイリッシュな造形を維持しつつ、ルーフラインやドアなどを再設計するとともに新デザインのリアスポイラーを配して、空気抵抗係数(Cd値)は0.216という優秀な数値を実現
“プレミアム3列シート”を謳う2/2/2名乗車の3列シートに関しては、全シートを再設計。フロントシートはベンチレーションやヒーター、レッグサポート、調整可能なヘッドレストを、2列目の独立型キャプテンシートはベンチレーションやヒーター、8方向電動調整(最大125°リクライニング)、電動昇降アームレスト(連動調節付き)を、3列目シートは電動リクライニングやヒーター、ワンタッチ電動折り畳み機構、チャイルドシート対応を採用する。また、2・3列目の各ピラー付近にエアコンの側面吹き出し口を追加。さらに、シルバーメッキコーティングをルーフガラスおよびテールゲートガラスに配して、キャビン空間の快適性を高めた。
一方でコクピットには、様々な情報や見やすく表示する15.4インチタッチスクリーンや本革巻きステアリングホイール、スマートフォンのワイヤレスチャージング機構などを標準装備。また、2列目シートの乗員用に8インチタッチスクリーンを配し、Teslaアーケードなどを楽しめるようにアレンジする。全席USBポートや18スピーカー+1サブウーファーのオーディオシステム、どこからでも車両にアクセスできるTeslaアプリなども装備した。クラスをリードする積載量を実現したことも訴求点で、3列目シート使用時でもリアラゲッジに28インチ+20インチスーツケースが積載可能。2・3列目シート格納時では最大2539リットルの大容量を確保する。また、フロントには20インチスーツケースなどが収納できるフランクを設定した。
パワートレインには前後アクスルに1基ずつモーターを配するデュアルモーターAWDを採用。一充電航続距離はWLTCモードで788kmを達成し、性能面では0→100km/h加速5.0秒を実現する。また、足回りには専用セッティングのアダプティブサスペンションを組み込み、合わせて後席コンフォートモードを新設定して、快適かつ安定した乗り心地を具現化。さらに、風切り音を11%、ロードノイズを4%低減して走行時の静粛性を高めた。
安全性の面では、最新の先進安全運転支援システムを採用するとともに、フロアスチールビームの強化や一体成型リアアンダーボディの導入などによって車体剛性を向上。ドアパネルの見直し等によって側面衝突性能も向上させる。さらに、3列目エアバッグを新たに採用し、1・2列目サイドカーテンエアバッグと連動して全席を保護するように設定した。
なお、テスラは同ブランドの新車を2026年4月1日以降に注文し、6月30日までに納車を完了したユーザーに対して、急速充電器のテスラ スーパーチャージャーを利用した充電料金が3年間無料になるキャンペーンを実施している。
