フル電動パワートレインを搭載したBEVモデルのポルシェ・カイエンにSモデルを新設定

ポルシェがBEVモデルのカイエンに「カイエン・Sエレクトリック」を追加設定し、日本における予約受注を開始。既存のカイエン・エレクトリックとカイエン・ターボ・エレクトリックの中間に位置するカイエン・Sエレクトリックは、最高出力490kW/最大トルク1080Nmを発生する前後モーターに、総電力量113kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。フロントとリアエンドにはボルケーノグレーメタリックのデザインエレメントを採用

 ポルシェ ジャパンは2026年3月10日、プレミアムSUVのカイエンのBEVモデルに「カイエン・Sエレクトリック」をラインアップし、日本における予約受注を開始した。車両価格は1676万円に設定する。

▲ポルシェ・カイエン・Sエレクトリック 価格:1676万円 全長4991×全幅1980×全高1674mm 車重2555kg 写真のボディカラーはミスティックグリーンメタリック

▲ポルシェ・カイエン・Sエレクトリック 価格:1676万円 全長4991×全幅1980×全高1674mm 車重2555kg 写真のボディカラーはミスティックグリーンメタリック

 新設定のカイエン・Sエレクトリックは、既存のカイエン・エレクトリックとカイエン・ターボ・エレクトリックの中間グレードに位置。800Vアーキテクチャを採用したプレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)をベースとし、同アーキテクチャの高い柔軟性により、高電圧システム、パワートレイン、シャシーの各セクションにおける最新技術を、カイエン・Sエレクトリックのキャラクターに合わせて統合制御したことが特徴である。

 注目のパワートレインは、最高出力400kW(544ps)およびローンチコントロール時オーバーブースト最高出力490kW(666ps)/最大トルク1080Nmを発生する前後モーターを搭載して4輪を駆動。駆動用バッテリーには総電力量113kWhのパフォーマンスバッテリー(リチウムイオンバッテリー)を組み合わせ、一充電航続距離は複合WLTPモードで653kmを実現する。充電はAC普通充電とDC急速充電に対応。150kWの急速充電ではSoC(充電状態)10%から80%までの充電を34分でこなす。また、フォーミュラEと同レベルの最大600kWの回生出力を達成した回生ブレーキシステムも組み込んだ。性能面では、0→100km/h加速3.8秒、最高速度250km/hを実現している。

▲パワートレインは最高出力400kW(544ps)およびローンチコントロール時オーバーブースト最高出力490kW(666ps)/最大トルク1080Nmを発生する前後モーターを搭載して4輪を駆動

▲パワートレインは最高出力400kW(544ps)およびローンチコントロール時オーバーブースト最高出力490kW(666ps)/最大トルク1080Nmを発生する前後モーターを搭載して4輪を駆動

▲駆動用バッテリーには総電力量113kWhのパフォーマンスバッテリー(リチウムイオンバッテリー)を搭載。一充電航続距離は複合WLTPモードで653kmを実現

▲駆動用バッテリーには総電力量113kWhのパフォーマンスバッテリー(リチウムイオンバッテリー)を搭載。一充電航続距離は複合WLTPモードで653kmを実現

▲充電はAC普通充電とDC急速充電に対応。150kWの急速充電ではSoC(充電状態)10%から80%までの充電を34分でこなす

▲充電はAC普通充電とDC急速充電に対応。150kWの急速充電ではSoC(充電状態)10%から80%までの充電を34分でこなす

 シャシー面については、ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)を備えたアダプティブエアサスペンションを標準装備。オプションでポルシェアクティブライドやリアアクスルステアリング、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTVプラス)などを選択可能とする。オフロード性能も重視し、最低地上高はエアサスペンションノーマル時190mm/オフロード時245mm、渡河能力はエアサスペンションノーマル時500mm/オフロード時555mmを確保した。

▲ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)を備えたアダプティブエアサスペンションを標準装備

▲ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)を備えたアダプティブエアサスペンションを標準装備

 エクステリアについては、ボルケーノグレーメタリックで塗装したフロントおよびリアエプロンと、ボディカラーで塗装したインサートおよびディフューザー、テールゲート“Cayenne S”モデルバッジなどを専用装備して、個性を際立たせたことがトピック。足もとには20インチのカイエンSエアロアロイホイールを装着する。ボディカラーはシェード系のバナジウムグレーメタリックやドリームズ系のミスティックグリーンメタリック、レジェンズ系のオークグリーンメタリックネオなど計11色を設定した。

▲ボルケーノグレーメタリックで塗装したフロントおよびリアエプロンと、ボディカラーで塗装したインサートおよびディフューザーを採用

▲ボルケーノグレーメタリックで塗装したフロントおよびリアエプロンと、ボディカラーで塗装したインサートおよびディフューザーを採用

▲テールゲートに“Cayenne S”モデルバッジを貼付。足もとには20インチのカイエン S Aeroエアロアロイホイールを組み込む

▲テールゲートに“Cayenne S”モデルバッジを貼付。足もとには20インチのカイエン S Aeroエアロアロイホイールを組み込む

 内包するインテリアは、最新のPorsche DIユーザーインターフェースを導入して、より直感的な操作、カスタマイズ可能なウィジェット、モダンな見た目と操作感を実現したことが訴求点。コクピットにはディスプレイとコントロールエリアを明確に分け、かつセンターコンソールにシームレスに溶け込むフローディスプレイを装備。また、運転席側にはOLEDテクノロジーを採用した14.25インチのフルデジタルメーターパネルを、助手席側には14.9インチのディスプレイ(オプション)を配し、最大級のディスプレイエリアを形成する。フロントシートには8way調節機能付コンフォートシートを標準で装着。オプションでスポーツシートの選択も可能とした。ラゲッジコンパートメントの容量は後席使用時で781リットル、後席格納時で最大1588リットルを確保。さらに、90リットルのフロントラゲッジコンパートメントを装備している。

▲インテリアには最新のPorsche DIユーザーインターフェースを導入。ディスプレイとコントロールエリアを明確に分け、かつセンターコンソールにシームレスに溶け込むフローディスプレイを装備する。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲インテリアには最新のPorsche DIユーザーインターフェースを導入。ディスプレイとコントロールエリアを明確に分け、かつセンターコンソールにシームレスに溶け込むフローディスプレイを装備する。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲フロントシートには8way調節機能付コンフォートシートを標準装備

▲フロントシートには8way調節機能付コンフォートシートを標準装備

 ポルシェはカイエン・Sエレクトリックの設定と合わせて、エクスクルーシブマニュファクチャーの新製品となるインテリアスタイルパッケージをオプションで用意する。ミスティックグリーンメタリックなどグリーン系のボディカラーとマッチする同パッケージは、ブラックとデルガダグリーンの2トーンレザーインテリアを採用。ドアトリムや14way調節機能付コンフォートシート、デコレーティブステッチ、シートベルト、GTスポーツステアリングホイールの12時位置マーキングおよびクロスステッチにデルガダグリーンを配し、さらにアルミニウムのデコレーティブトリムやエアバッグモジュールのリング、コンパスの文字盤、スポーツクロノストップウォッチ、メーターパネルのパワーメーターなどにはイザバルグリーンのアクセントを取り入れた。ほかにも、イザバルグリーンで仕上げた車両キーやデルガダグリーンのデコレーティブステッチを施したケース、モデル名がグリーンにライトアップされるブラックアルマイト仕上げのアルミニウム製ドアエントリーガードなども装備している。

▲エクスクルーシブマニュファクチャーの新製品となるインテリアスタイルパッケージをオプションで設定。ブラックとデルガダグリーンの2トーンレザーインテリアを採用して個性と上質感を際立たせる

▲エクスクルーシブマニュファクチャーの新製品となるインテリアスタイルパッケージをオプションで設定。ブラックとデルガダグリーンの2トーンレザーインテリアを採用して個性と上質感を際立たせる

 

 

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