Jeep初の四輪駆動ハイブリッドモデル「アベンジャー 4xeハイブリッド」が日本上陸

ジープがブランド初の四輪駆動ハイブリッドモデルとなる「アベンジャー 4xeハイブリッド」を日本で発売。パワートレインは1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンに、前輪駆動用と後輪駆動用のモーターを組み合わせた、48VハイブリッドAWDシステムを搭載。車種展開は通常モデルの「アップランド」と「アップランド スタイルパック」のほか、日本導入記念モデルの特別限定車「ローンチエディション」を設定

 Stellantisジャパンは2026年3月5日、Jeepブランド初の四輪駆動ハイブリッドモデルとなる「アベンジャー 4xeハイブリッド(Avenger 4xe Hybrid)」を日本で発売した。車種展開としては通常モデルの「アップランド(Upland)」と、サンルーフや18インチアルミホイールなどを装備した「アップランド スタイルパック」のほか、日本導入記念モデルの100台限定車「ローンチエディション(Launch Edition)」を設定する。

▲ジープ・アベンジャー 4xeハイブリッド アップランド 価格:499万円 全長4120×全幅1775×全高1600mm ホイールベース2560mm 車重1480kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費19.0km/リットル

▲ジープ・アベンジャー 4xeハイブリッド アップランド 価格:499万円 全長4120×全幅1775×全高1600mm ホイールベース2560mm 車重1480kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費19.0km/リットル

車両価格は以下の通り。

アベンジャー 4xeハイブリッド アップランド:499万円

アベンジャー 4xeハイブリッド アップランド スタイルパック:517万円

アベンジャー 4xeハイブリッド ローンチエディション:509万円

▲日本導入記念モデルとしてアベンジャー 4xeハイブリッド ローンチエディションを設定。車両価格は509万円で、販売台数は100台限定

▲日本導入記念モデルとしてアベンジャー 4xeハイブリッド ローンチエディションを設定。車両価格は509万円で、販売台数は100台限定

 注目のパワートレインは、1199cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力136ps/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpm)に、前輪駆動用のフロントモーター(最高出力15.6kW/4264rpm、最大トルク51Nm/750~2499rpm)と後輪駆動用のリアモーター(最高出力21.0kW/3000rpm、最大トルク89Nm/500~2000rpm)、容量20Ahの48Vリチウムイオンバッテリー、電子制御6速DCTのトランスミッションを組み合わせた、48VハイブリッドAWDシステムを搭載。市街地ではモーターによる電動走行での発進を基本とし、走行状況によって約30km/hまで電気モーターによる走行を可能とする。WLTCモード燃費は19.0km/リットルを実現した。

▲パワートレインは1199cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(136ps/230Nm)に、フロントモーター(15.6kW/51Nm)とリアモーター(21.0kW/89Nm)、容量20Ahの48Vリチウムイオンバッテリー、電子制御6速DCTのトランスミッションを組み合わせた、48VハイブリッドAWDシステムを搭載

▲パワートレインは1199cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(136ps/230Nm)に、フロントモーター(15.6kW/51Nm)とリアモーター(21.0kW/89Nm)、容量20Ahの48Vリチウムイオンバッテリー、電子制御6速DCTのトランスミッションを組み合わせた、48VハイブリッドAWDシステムを搭載

 駆動機構には、電動モーターと走行モードに応じた制御を組み合わせた電動AWDシステムを採用する。走行モードシステムとしてはSelec-Terrain(セレクテレイン)を配し、Auto/Snow/Sand&Mud/Sport(E-Boost機能搭載)という4つのモードが選択可能。AUTOモードでは0~約30km/h において電動モーターによるFWD(前輪駆動)走行、約30~90km/hにおいてはオンデマンドAWD(必要時のみ後輪に駆動力を付与)、そして約90km/h以上では効率を優先した前輪駆動へ切り替わり、高速走行時も安定した走行を実現する。SNOWやSand&Mudモードを選択した際は、0~約30km/hで常時AWDに設定され、必要に応じた駆動力を確保。SPORTモードでは、約40km/hまで前後モーターをフル活用した4WD走行を行い、鋭い加速性能を発揮する。

▲走行モードシステムとしてSelec-Terrainを配し、Auto/Snow/Sand&Mud/Sport(E-Boost機能搭載)という4つのモードが選択可能

▲走行モードシステムとしてSelec-Terrainを配し、Auto/Snow/Sand&Mud/Sport(E-Boost機能搭載)という4つのモードが選択可能

 後輪側の電動モーターは減速比22.7:1のリデューサーを介して駆動力を増幅。1900Nm 相当のホイールトルクを発生させることで、ぬかるみ・雪道・砂地などの滑りやすい路面でも高い走破性を実現すると同時に、力強い牽引力を生み出す。また、ヒルディセントコントロールを標準で採用し、急な下り坂でも車速を一定に保ちながら安定した走行をサポート。さらに、登坂能力(砂利)は最大40%(前輪空転時でも後輪で20%勾配を走破可能)を成し遂げる。そして、最低地上高は210mmを確保し、渡河性能も最大400mmを達成した。

▲ヒルディセントコントロールを標準装備。さらに登坂能力(砂利)は最大40%(前輪空転時でも後輪で20%勾配を走破可能)を成し遂げる。最低地上高は210mmを確保

▲ヒルディセントコントロールを標準装備。さらに登坂能力(砂利)は最大40%(前輪空転時でも後輪で20%勾配を走破可能)を成し遂げる。最低地上高は210mmを確保

 足回りに関しては、リアに4xeハイブリッド専用に設計したマルチリンクサスペンションを採用することで、荒れた路面での走破性の向上のみならず、オンロードでのコーナリングや高速走行でも快適な乗り心地と安定した走りを実現する。最下部のスプリングリンクにはラバー塗装を施し、悪路での金属面へのダメージを防止するなど、過酷な環境下でも安心して走行できるよう細部にまで配慮した。

▲リアに専用設計のマルチリンクサスペンションを採用することで、荒れた路面での走破性の向上のみならず、オンロードでのコーナリングや高速走行でも快適な乗り心地と安定した走りを実現する

▲リアに専用設計のマルチリンクサスペンションを採用することで、荒れた路面での走破性の向上のみならず、オンロードでのコーナリングや高速走行でも快適な乗り心地と安定した走りを実現する

 エクステリアはジープデザインを象徴する7スロットグリルと台形ホイールアーチに加え、電気自動車(BEV)モデルよりもさらにオフロード志向を高めたタフなデザインを採用したことがトピック。外周 360°のクラッディングを備え、ボディを保護すると同時にワイルドな印象を強調する。また、フロントバンパーには専用デザインを施し、フロントフェイシア下部はオフロード走行で重要なアプローチアングルをBEVモデル比で2度拡大した形状としたうえで、傷が目立ちにくいモールドインカラー素材を採用。合わせて、フォグランプはBEVモデルよりも位置を高く、かつ外側に配置し、夜間の視認性を向上させる。アングルとしてはアプローチ22°、ブレイクオーバー21°、デパーチャー35°を確保した。さらに、ルーフレールやリア牽引フック、全天候対応のオールシーズンタイヤ(サイズは215/60R17)を標準装備し、アウトドアでの信頼性と使い勝手を高めている。

▲フロントフェイシアはアプローチアングル確保のために最適化。アングルとしてはアプローチ22°、ブレイクオーバー21°、デパーチャー35°を確保する

▲フロントフェイシアはアプローチアングル確保のために最適化。アングルとしてはアプローチ22°、ブレイクオーバー21°、デパーチャー35°を確保する

▲フロントバンパー下部に渡河性能400mmを示すジープダックのマーキングを配備

▲フロントバンパー下部に渡河性能400mmを示すジープダックのマーキングを配備

 各部のアレンジにもこだわり、ジェリー缶のデザインから着想を得た“X”のLEDリアランプをはじめ、“X”をカモフラージュデザインに仕立てた「X‑camo(エックスカモ)」を様々な部位で展開。また、専用のシグネチャーデザインとしてフロントバンパーの“X”アクセントやリアに配した“4xe”エンブレムに加え、アルミホイールをマットブラックカラー仕上げとすることで力強さと精悍さを際立たせる。フロントバンパー下部に渡河性能400mm を示すジープダックのマーキングを施し、合わせてジープの他モデルでも用いられている楽しさ溢れるアイコン(隠れキャラクター)を配したことも訴求点である。

▲フロントバンパーに“X”アクセントを入れる

▲フロントバンパーに“X”アクセントを入れる

▲積載性を高めるルーフレールを標準装備

▲積載性を高めるルーフレールを標準装備

▲足もとにはマットブラック塗装17インチアルミホイール+215/60R17オールシーズンタイヤを装着

▲足もとにはマットブラック塗装17インチアルミホイール+215/60R17オールシーズンタイヤを装着

▲“X”形状のLEDリアランプを配備

▲“X”形状のLEDリアランプを配備

▲リアに“4xe”エンブレムを貼付

▲リアに“4xe”エンブレムを貼付

▲リア牽引フックを標準装備

▲リア牽引フックを標準装備

 ボディカラーは新色のコンクリートC/C(グレイ)のほか、スノーC/C(ホワイト)、ボルケーノC/C(ブラック)、サン メタリック(イエロー)という計4色をラインアップ。ボディサイズは全長4120×全幅1775×全高1600mm/ホイールベース2560mmに設定している。

▲ボディカラーは新色のコンクリートC/Cのほか、スノーC/C、ボルケーノC/C、サン メタリックという計4色を設定

▲ボディカラーは新色のコンクリートC/Cのほか、スノーC/C、ボルケーノC/C、サン メタリックという計4色を設定

“Design to function(機能性を考慮したデザイン)”をテーマに据えたブラック基調のインテリアは、モダンで上質なデザインを採用しつつ、コンパクトでありながら広々とした室内空間と豊富な収納スペースを実現する。コクピットには視認性の高いフルカラーの10.25インチマルチビューディスプレイや10.25インチのタッチパネルモニターを装備し、優れた操作性と見やすさを両立。ステアリング基部にはパドルシフトも配備する。さらに、ダッシュボード下部、大型センターコンソール、ドアポケットに合計約26リットルの収納スペースを確保し、日常からレジャーまで使い勝手の良いキャビン空間を実現した。ブラックのヘッドライナーとシルバーのダッシュボードに専用の“4xe”ロゴを配してキャラクターを強調したことも、室内のアピールポイントである。

▲“Design to function(機能性を考慮したデザイン)”をテーマに据えたブラック基調のインテリアを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲“Design to function(機能性を考慮したデザイン)”をテーマに据えたブラック基調のインテリアを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲パドルシフトを配備

▲パドルシフトを配備

▲多様な情報を見やすく表示する10.25インチマルチビューディスプレイを採用

▲多様な情報を見やすく表示する10.25インチマルチビューディスプレイを採用

▲センター部に10.25インチのタッチパネルモニターを配備。Jeep Connectサービスも標準で組み込む

▲センター部に10.25インチのタッチパネルモニターを配備。Jeep Connectサービスも標準で組み込む

▲シルバーのダッシュボードに“4xe”ロゴを配する

▲シルバーのダッシュボードに“4xe”ロゴを配する

 シートに関しては、雨天時やアウトドア後の泥はね、水濡れもすぐに拭き取れる、実用性と耐久性に優れた撥水加工の専用ファブリック表皮(ブラック/グレー)を採用。エクステリアと統一した意匠となる“X‑camo”模様を取り入れた点も、見逃せないポイントだ。また、運転席には6ウェイ、助手席には4ウェイマニュアル調整機構を、後席には40:60分割可倒機構を内蔵する。一方でラゲッジスペースは、後席使用時で325リットルの容量を確保。リアバンパー付近に足を入れるとトランクゲートが開くハンズフリーパワーリフトゲートも標準で装備している。

▲シートには実用性と耐久性に優れた撥水加工の専用ファブリック表皮を採用。エクステリアと統一した意匠となる“X camo”模様も取り入れる。運転席には6ウェイ、助手席には4ウェイマニュアル調整機構を、後席には40:60分割可倒機構を内蔵

▲シートには実用性と耐久性に優れた撥水加工の専用ファブリック表皮を採用。エクステリアと統一した意匠となる“X camo”模様も取り入れる。運転席には6ウェイ、助手席には4ウェイマニュアル調整機構を、後席には40:60分割可倒機構を内蔵

▲ラゲッジスペースは後席使用時で325リットルの容量を確保。ハンズフリーパワーリフトゲートも標準で装備する

▲ラゲッジスペースは後席使用時で325リットルの容量を確保。ハンズフリーパワーリフトゲートも標準で装備する

 先進安全運転支援システムの充実ぶりも特徴。前走車に追従するアダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)や、アダプティブクルーズコントロールを作動させて走行しているときにドライバーが任意に設定した車線内の位置を維持して走行するレーンポジショニングアシスト、歩行者およびサイクリストとの衝突回避をサポートする衝突被害軽減ブレーキ、レーンキーピングアシスト、ドライバーアテンションアラート、ブラインドスポットモニター、トラフィックサインレコグニションなどを標準で組み込んでいる。

▲アダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)やレーンポジショニングアシストなどの先進安全運転支援システムを標準装備

▲アダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)やレーンポジショニングアシストなどの先進安全運転支援システムを標準装備

 最後に、日本導入記念モデルの4xeハイブリッド ローンチエディションの概要を紹介しよう。ボディカラーにはスノーC/Cを採用。ここにブラックペイントのルーフやAvengerのサインが際立つ専用のフードデカールを特別装備する。また、フロントまわりにはグリーンのアクセントを加えて特別感を際立たせた。

▲アベンジャー 4xeハイブリッド ローンチエディションはスノーC/Cのボディカラーにブラックルーフを組み合わせる

▲アベンジャー 4xeハイブリッド ローンチエディションはスノーC/Cのボディカラーにブラックルーフを組み合わせる

▲Avengerのサインを配した専用のフードデカールを装備

▲Avengerのサインを配した専用のフードデカールを装備

▲フロントまわりにはグリーンのアクセントを入れる

▲フロントまわりにはグリーンのアクセントを入れる

 

 

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