ホンダが6代目となる新型CR-Vを日本で発売。“感動CR-V”をグランドコンセプトに、快適性・走行性・ユーティリティ・ドライバビリティを徹底的に磨き上げ、「スポーティでありながら機能的なデザイン」や「爽快でありながら安心感のある視界」など、異なる価値を高い次元で融合。車種展開はe:HEV RSのFFと4WD、e:HEV RS BLACK EDITIONの4WDという3グレードで構成
ホンダは2026年2月27日、第6世代となる新型CR-Vを日本で発売した。

▲ホンダCR-V e:HEV RS BLACK EDITION(4WD) 価格:577万9400円 全長4700×全幅1865×全高1690mm ホイールベース2700mm 最低地上高210mm 車重1830kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.0km/リットル 写真のボディカラーは新色のスレートグレーパール
車種展開は以下の通り。
e:HEV RS FF:512万2700円
e:HEV RS 4WD:539万2200円
e:HEV RS BLACK EDITION 4WD:577万9400円

▲ホンダCR-V e:HEV RS(FF) 価格:512万2700円 全長4700×全幅1865×全高1680mm ホイールベース2700mm 最低地上高200mm 車重1750kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費19.8km/リットル 写真のボディカラーは新色のブレイジングレッドパール
アッパーミドルSUVに位置する第6世代のCR-Vは、2022年に市場デビュー。北米では2023年モデルとして販売を開始し、以後は中国やタイなどでグローバル展開された。日本では“感動CR-V”をグランドコンセプトに掲げ、快適性・走行性・ユーティリティ・ドライバビリティを徹底的に磨き上げ、「スポーティでありながら機能的なデザイン」や「爽快でありながら安心感のある視界」など、異なる価値を高い次元で融合して、幅広いシーンでユーザーに感動をもたらす究極のオールラウンダーに仕立てている。
まずパッケージングの面では、街中でも山道でも安心して運転できる、CR-VのDNAともいえる価値を継承したうえで、アイポイントやドライビングポジション、乗り降りしやすいヒップポイントの高さなどのパッケージングを磨き上げる。ドライビングポジションではステアリング角度を従来モデルの28度から25度へと変更し、ステアリングを立てることで安心して運転を楽しむことができ、体格にかかわらずステアリング操作がしやすい運転姿勢を実現。また、後席空間は足もとのスペースを従来モデルから前後長で16mm拡大し、クラストップレベルの広さを確保することで、ゆとりある空間を達成する。8段階の調節機能をもつ後席リクライニングを配して、長距離の移動でも疲れにくい着座姿勢を提供したことも訴求点だ。さらに、4WDモデルには前席/後席シートヒーターを標準装備。RS BLACK EDITIONには前席ベンチレーションも採用して、季節を問わず快適な室内環境を創出した。
一方でラゲッジスペースは、「考えずに使える」気軽さと様々なライフスタイルに対応できる使いやすさを実現する。フラットな床面と広い開口部を備え、後席のスライド機構により荷室容量を拡大可能とすることで、クラストップレベルの荷室容量を実現した。利便性を高めるハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付)も標準で装備している。
エクステリアについては、歴代CR-Vの先進的でスポーティなスタイルを受け継ぎつつ、よりSUVらしく力強いシルエットに進化させる。フードやピラーなどの水平基調のシンプルな造形の中に、力強さと洗練・上質・大人らしさを凝縮して表現。また、CR-Vの象徴である縦型リアコンビネーションランプを踏襲し、リッドランプやナンバープレートを上方に配置することで、上質感とどっしりとした安定感を演出した。ほかにも、ハニカムパターンに艶感のあるブラック塗装を施したフロントグリルや、ボディのワイド感を強調する薄型のフルLEDヘッドライト+LEDアクティブコーナリングライト+アダプティブドライビングビーム、フロントの表情にアクセントをあたえるLEDフォグライト、ボディとの一体感を高めたビルトインタイプのエキパイフィニッシャー、ブラックのルーフレールなどを全車に標準装備してホンダSUVならではのキャラクターを強調。また、RS BLACK EDITION専用装備としてクリスタルブラックパールのフロントバンパーロアーガーニッシュ/リアバンパーロアーガーニッシュ/アウタードアハンドル/ドアロアーガーニッシュ/フェンダーガーニッシュやベルリナブラック+ダーク切削クリアの19インチノイズリデューシングアルミホイール、専用“BLACK EDITION”エンブレムを、RS専用装備としてボディカラー同色のフロントバンパーロアーガーニッシュ/リアバンパーロアーガーニッシュ/アウタードアハンドル/ドアロアーガーニッシュ/フェンダーガーニッシュやベルリナブラック+切削クリアの19インチノイズリデューシングアルミホイールを組み込んで、それぞれの個性を際立たせている。ボディサイズは従来比で95mm長く、10mm幅広く、高さがほぼ同寸で、ホイールベースが40mm長い全長4700×全幅1865×全高1680~1690mm/ホイールベース2700mmに設定。ボディカラーはホンダ新色のブレイジングレッドパールとCR-V新色のスレートグレーパールのほか、クリスタルブラックパール、プラチナホワイトパール、キャニオンリバーブルーメタリックという計5色をラインアップしている。

▲歴代CR-Vの先進的でスポーティなスタイルを受け継ぎつつ、よりSUVらしく力強いシルエットに進化。フードやピラーなどの水平基調のシンプルな造形の中に、力強さと洗練・上質・大人らしさを凝縮して表現する

▲RS BLACK EDITIONにはクリスタルブラックパールのフロントバンパーロアーガーニッシュ/リアバンパーロアーガーニッシュ/アウタードアハンドル/ドアロアーガーニッシュ/フェンダーガーニッシュを専用装備
内包するインテリアは、シックなブラックの内装色をベースに、水平基調のインパネや直線的な加飾ラインなど、シャープな造形で仕立ててSUVらしい力強さや上質感を表現。また、インパネや前席のドアの加飾を車幅感覚および車両姿勢を把握しやすい位置にレイアウトすることで、視認性と操作性を向上させる。装備面では、キルティングを施した本革シートやスムースレザーの本革巻ステアリングホイール、白くやさしい光が室内を美しく演出するLEDアンビエントランプ(ルーフ/フット/ドアライニング/センターコンソールトレー/センターコンソールドリンクホルダー/フロントインナードアハンドル)、Google搭載9インチHonda CONNECTディスプレー、10.2インチのデジタルグラフィックメーター、インテリジェントデュアルフルオートエアコンディショナー(左右独立温度/GPS制御偏日射コントロール式)、Qi規格対応のワイヤレス充電器、USBジャック(Type-C/急速充電対応タイプ)およびUSBチャージャー(Type-C/急速充電対応タイプ)、静電タッチ式LEDルームランプ(リア左右席)、BOSEプレミアムサウンドシステム(12スピーカー)などを全車に標準装備。また、RS BLACK EDITION専用装備としてピアノブラックのステアリングロアーガーニッシュやヘアラインダークシルバー仕上げのインパネ&ドアライニングガーニッシュ、ブラックのルーフ&ピラーライニング、ヘッドアップディスプレー、電動パノラミックサンルーフ(チルトアップ機構付フロント電動スモークドガラス〈UVカット機能付プライバシーガラス〉)を、RS専用装備としてプラチナクロームメッキのステアリングロアーガーニッシュやヘアラインルバー仕上げのインパネ&ドアライニングガーニッシュ、グレーのルーフ&ピラーライニングを採用した。

▲RS BLACK EDITIONは写真上よりピアノブラックのステアリングロアーガーニッシュ、へアラインダークシルバー仕上げのインパネ&ドアライニングガーニッシュ、ブラックのルーフ&ピラーライニングを採用
パワートレインに関しては2.0L直噴アトキンソンサイクルエンジンのLFC2型1993cc直列4気筒DOHC16Vユニット(最高出力148ps/6100rpm、最大トルク18.7kg・m/4500rpm)と高出力のH6型モーター(最高出力135kW/5000~8000rpm、最大トルク335Nm/0~2000rpm)、リチウムイオンバッテリー、2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた第4世代e:HEVをベースに、CR-V専用のハイ/ロー2段のエンジン直結ギアを追加し、専用のギアレシオを設定することでCR-Vが目指す爽快感ある上質な走りと高い環境性能を両立する。また、リアルタイムAWD(4WD)の電子制御の進化により、雪上だけでなく、オンロードにおいても走行性能を向上。コーナリング時の前後輪の駆動力配分を従来の60:40から最大で50:50まで後輪側を引き上げることで、旋回時の安定感とライントレース性を高めた。さらに、ドライブシーンによって選択が可能なドライブモードには「SPORTモード」「NORMALモード」「ECONモード」に、CR-Vとして初採用となる「SNOWモード」と「INDIVIDUALモード」を加えた、計5つのドライブモードを設定。「SNOWモード」では滑りやすい路面でスリップを抑え、スムーズな発進・加速をサポートする。

▲パワートレインはLFC2型1993cc直列4気筒DOHC16V直噴アトキンソンサイクルエンジン(148ps/18.7kg・m)と高出力のH6型モーター(135kW/335Nm)、リチウムイオンバッテリー、2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた第4世代e:HEVをベースに、CR-V専用のハイ/ロー2段のエンジン直結ギアを追加する
走りのダイナミズムに注力したことも見逃せないポイントだ。足回りには全車に周波数応答ダンパーを装着。微小入力から大きなストロークまで最適な減衰力を発揮することでフラットかつ上質な乗り味を実現するなど、車体・制御・静粛化技術を徹底的に磨き上げ、上級SUVにふさわしい走行性能を成し遂げる。また、操舵機構には可変ギアレシオステアリング(VGR)を採用し、低速域では取り回しやすく、高速域では安定した応答性を確保。さらに、ノイズリデューシングホイールで走行時の騒音を抑制するとともに、専用スピーカーやマイクを用いたアクティブノイズコントロール(ANC)を配備して、幅広い帯域の不要な音を能動的に低減し、クラスを超えた静粛空間を具現化した。ほかにも、走行風の流れを最適化するシャッターグリルを組み込んで、冷却と空力性能の両立を達成している。
先進安全運転支援システムも充実しており、全車に「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準で装備する。また、RS BLACK EDITIONにはレーダーとカメラの広角化、コーナーレーダーの追加により、安全支援の領域を拡大した「Honda SENSING 360(ホンダ センシング サンロクマル)」をホンダのSUVとして国内初搭載。停車からの発進時または低速走行時に左右前方から接近する交差車両の情報を通知する前方交差車両警報、車線変更時に後方から接近する隣接車線の車両を検知して警報で知らせ、合わせて衝突回避のためのステアリング操作を支援する車線変更時衝突抑制機能、高速道路および自動車専用道路においてウインカー操作があった際に周辺状況を検知して車線変更のステアリング操作を支援する車線変更支援機能などを組み込んでいる。

▲全車に「Honda SENSING」を標準装備。RS BLACK EDITIONにはレーダーとカメラの広角化、コーナーレーダーの追加により、安全支援の領域を拡大した「Honda SENSING 360」をホンダのSUVとして国内初搭載する
