BMWがプラグインハイブリッドモデル「XM」の車種ラインアップを高性能バージョンの「XM Label」に1本化するとともに、装備内容を一部変更。合わせてフローズンペイントを施したうえで専用23インチMライトアロイホイール・スタースポーク・スタイリング1096Mや専用バッジなどを特別装備した限定モデルの「XM Label Frozen-Style Edition」を設定
BMWジャパンは2025年10月17日、BMW XのM専用モデルで、かつBMW M初のプラグインハイブリッドモデルとなるラグジュアリーSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「XM」の車種ラインアップと装備内容を変更し、合わせて特別仕様車として「XM Label Frozen-Style Edition(レーベル・フローズンスタイル・エディション)」を44台限定で日本に導入すると発表した。

▲BMW XM Label 価格:2328万円 全長5110×全幅2005×全高1755mm ホイールベース3105mm 乗車定員5名 WLTCモード燃費8.7km/リットル EV走行換算距離(等価EVレンジ、WLTCモード)101.7km
車種ラインアップでは、従来設定していた標準モデルのXMをカタログから省き、パワートレインに4394cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンMツインパワーターボエンジン(最高出力585ps/6000rpm、最大トルク750Nm/1800~5400rpm)+電気モーター(最高出力145kW/6000rpm、最大トルク280Nm/1000~5000rpm)+リチウムイオン電池(総電力量29.5kWh)で構成するBMW eDriveテクノロジーのMプラグインハイブリッドシステムを搭載し、トータル最高出力748ps(550kW)/トータル最大トルク1000Nmを発生する高性能バージョンの「XM Label(レーベル)」に1本化。車両価格は従来から引き下げて2328万円に設定する。

▲パワートレインには4394cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンMツインパワーターボエンジン(585ps/750Nm)+電気モーター(145kW/280Nm)+リチウムイオン電池(総電力量29.5kWh)で構成するBMW eDriveテクノロジーのMプラグインハイブリッドを搭載。トータルの最高出力は748ps(550kW)、最大トルクは1000Nmを発生する
一方で装備面については、ライトカーペットを標準装備化したほか、ドアウィンドウ周りを彩るエクステリアバンド色やブレーキキャリパーの塗装色の変更を可能とする。また、23インチホイールは標準のMライトアロイホイール・スタースポーク・スタイリング923Mバイカラー(ジェットブラック)のほか、オプションのMライトアロイホイール・スタースポーク・スタイリング923Mバイカラー(ナイトゴールドアクセント)、Mライトアロイホイール・スタースポーク・スタイリング923M(ジェットブラック)という3タイプの展開とした。
特別仕様車の「XM Label Frozen-Style Edition」の内容に話を移そう。
まずボディカラーには、BMW Individualフローズンペイントのタンザナイトブルー/ブリリアントホワイト/ブラックという高品質な3色を設定。足もとには専用23インチMライトアロイホイール・スタースポーク・スタイリング1096Mを組み込む。また、リアにはMフローズン塗装の専用バッジを貼付した。
インテリアに関しては、BMW Individualエクステンドレザー・ナイトブルー(ヴィンテージレザー・コンテンツ)やMアルカンタラルーフライニングを標準装備。さらに、乗降時を彩るMロゴ・タイプのドアプロジェクターを配備する。車両価格は2450万円に設定した。
