アウディがA3/S3/RS3のスパーツバックおよびセダンを仕様変更。機能装備のアップデートを図るとともに、車両価格を16万円~27万円値上げ
アウディ ジャパンは2025年9月25日、プレミアムコンパクトカーのA3スポーツバック/A3セダンと、その高性能モデルのS3スポーツバック/S3セダンおよびRS3スポーツバック/RS3セダンを仕様変更し、合わせて車両価格を改定して、同日に発売(S3セダンのみ10月下旬に発売)した。
新車両価格は以下の通り。
A3スポーツバック30TFSI アドバンスト:415万円
A3スポーツバック30TFSI Sライン:443万円
A3セダン30TFSI アドバンスト:434万円
A3セダン30TFSI Sライン:462万円
S3スポーツバック:779万円
S3セダン:798万円
RS3スポーツバック:933万円
RS3セダン:952万円
なお、車両価格は16万円~27万円の値上げとなるが、これは仕様変更に加えて原材料費・輸送費等の高騰に伴うものだという。
仕様変更については、機能装備のアップデートがメインメニューだ。
まずA3スポーツバック/セダンでは、フロントクロストラフィックアシストやスワープアシスト/ターンアシスト、スマートフォンインターフェースなどを新たに標準で装備する。パワートレインは従来を踏襲し、“1.5TFSI”1497cc直列4気筒DOHC直噴インタークーラー付ターボエンジン(最高出力116ps/5000~6000rpm、最大トルク220Nm/1500~3000rpm)に、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と48Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせてマイルドハイブリッドシステムを構成。トランスミッションには7速Sトロニックを採用する。
▲A3シリーズはフロントクロストラフィックアシストやスワープアシスト/ターンアシスト、スマートフォンインターフェースなどを新たに標準装備。写真のA3セダン30TFSI アドバンストの車両価格は従来より16万円アップの434万円に設定
次にS3スポーツバック/S3セダンについては、フロントクロストラフィックアシストやスワープアシスト/ターンアシスト、パークアシスタントプラス、サラウンドビューカメラなどを新規に装備する。パワートレインは従来を踏襲し、“2.0TFSI”1984cc直列4気筒DOHC直噴インタークーラー付ターボエンジン(333ps/5600~6500rpm、最大トルク420Nm/2100~5500rpm)+7速Sトロニックを搭載。駆動機構には電子制御式油圧多板クラッチを用いたクワトロ(4WD)システムを採用している。
▲S3シリーズはフロントクロストラフィックアシストやスワープアシスト/ターンアシスト、パークアシスタントプラス、サラウンドビューカメラなどを新規に装備。写真のS3スポーツバックの車両価格は従来より23万円アップの779万円に設定
そしてRS3スポーツバック/RS3セダンについては、フロントクロストラフィックアシストやスワープアシスト/ターンアシスト、パークアシスタントプラス、サラウンドビューカメラ、バーチャルコックピットプラスRSデザインなどを新たに装備する。パワートレインは従来を踏襲し、“2.5TFSI”の2480cc直列5気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(400ps/5600~7000rpm、最大トルク500Nm/2250~5600rpm)+7速Sトロニックを搭載。駆動機構にはトルクスプリッターを組み込んだクワトロ(4WD)システムを採用している。
▲RS3シリーズはフロントクロストラフィックアシストやスワープアシスト/ターンアシスト、パークアシスタントプラス、サラウンドビューカメラ、バーチャルコックピットプラスRSデザインなどを新たに装備。写真のRS3スポーツバックの車両価格は従来より27万円アップの933万円に設定