TOYOTA GAZOO Racing ダカールラリー2020の参戦体制を発表

 TOYOTA GAZOO Racingは2020年のダカールラリー参戦体制を発表した。初めてサウジアラビアを舞台にして戦う2020年の1月に行われる来年のダカールラリーに、TOYOTA GAZOO Racingのワークスチームは、ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組、ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ組、ベルンハルト・テン・ブリンク/トム・コルソール組、そしてフェルナンド・アロンソ/マルク・コマ組の4台体制で参戦する。

20191025_01_01.jpg▲カールラリー2020の参戦体制を発表

 2020年のダカールラリーは、サウジアラビア国内のみを舞台として行われる。1月5日(日)に西部の都市ジェッダをスタートし、まず北へ向かった後、東南へ進路を変え、首都リヤドで中間の休息日を迎える。ラリー後半戦は世界最大級の砂漠であるルブアルハリ砂漠を越え、1月17日(金)にリヤド近郊のアルキディアでゴールとなる。

 伝統あるダカールラリーに、今回TOYOTA GAZOO Racingは経験豊富なラリーレイドスペシャリストたちに、このカテゴリーへの新しい挑戦者を加えた新体制で臨む。複数回のFIAワールドカップ・クロスカントリーラリーチャンピオンのアル-アティヤ/ボーメル組は、今年に引き続きダカールラリー2連覇を目指す。2009年のダカール勝者であるド・ヴィリエールは、新たなナビゲーターとしてハロと組む。2人は今月初めに行われたダカールラリーの前哨戦ラリー・モロッコで自身4度目の勝利を挙げたばかりだ。同じくラリー・モロッコウィナーであるテン・ブリンクは、トラックカテゴリーなどで活躍してきたコルソールと再びコンビを組む。

 F1で2度の世界チャンピオンを獲得、デイトナ24時間で優勝、TOYOTA GAZOO Racingでル・マン24時間レース2連覇、そして現FIA世界耐久選手権のチャンピオンであるアロンソは、4台目のハイラックスを駆り2020年のダカールラリーに挑戦する。アロンソはレーシングドライバーとしての能力を更に高めるため、様々なモータースポーツのカテゴリーに挑戦しており、このダカール挑戦もその一環だ。アロンソとコンビを組むのは6度のFIMクロスカントリー世界チャンピオン、そして2輪車部門で5度のダカール優勝という輝かしい経歴を持つコマ。このスペイン人コンビが、彼ら自身にとって異なるカテゴリーへ挑戦すべく、8月からヨーロッパやアフリカ、中東の様々な環境、またバラエティに富んだ路面コンディションで過酷なトレーニングを続けている。アロンソとコマは予定されていた倍以上の距離を走破し、最も厳しいモータースポーツイベントのひとつであるダカールラリー走破へ向けて、能力の高さを証明してきていく。

 TOYOTA GAZOO Racing South Africaとして、2012年よりダカールラリーに参戦して以降2019年大会でアル-アティア/ボーメル組がトヨタ車初の総合優勝を果たしている。チームのこれまでの戦歴は、3位(2012年)、2位(2013年)、4位(2014年)、2位(2015年)、3位(2016年)、5位(2017年)、2位(2018年)だ。

20191025_01_02.jpg▲V8エンジンを搭載したラリーレイド仕様のトヨタ・ハイラックス

 4組のクルーが乗り込むトヨタ・ハイラックスは、ラリーレイド専用に南アフリカで開発されたマシンだ。このモデルは2018年にフルモデルチェンジし、ダカールラリーにデビュー。その高い車両性能で2位、3位フィニッシュし、2019年の初勝利への礎となった。TOYOTA GAZOO Racingの理念である「もっといいクルマづくり」に基づき、チームはハイラックスの改良を続けており、その最新型車両がダカールラリー2020に挑む。ラリーレイド仕様のハイラックスは、4輪独立サスペンションを備えた4輪駆動車で、5リッター自然吸気V8エンジンをフロントミッドシップに搭載している。

20191025_01_03.jpg▲ナッサー・アル-アティヤ(右)とマシュー・ボーメル(左)

■ドライバー ナッサー・アル-アティヤ(カタール) 主な戦歴
ダカールラリー優勝(2011、2015、2019)
FIAワールドカップ・クロスカントリーラリーチャンピオン(2008、2015、2016、2017)

■ナビゲーター マシュー・ボーメル(フランス) 主な戦歴
ダカールラリー優勝(2015、2019)
FIAワールドカップ・クロスカントリーラリーチャンピオン(2015、2016、2017)

20191025_01_04.jpg▲ジニエル・ド・ヴィリエール(右)とアレックス・ハロ(左)

■ドライバー ジニエル・ド・ヴィリエール(南アフリカ) 主な戦歴
ダカールラリー優勝(2009)
ラリー・モロッコ優勝(2003、2006、2007、2019)

■ナビゲーター アレックス・ハロ(スペイン) 主な戦歴
ダカールラリー2位(2019)

20191025_01_05.jpg▲ベルンハルト・テン・ブリンク(右)とトム・コルソール(左)

■ドライバー ベルンハルト・テン・ブリンク(オランダ) 主な戦歴
ラリー・モロッコ優勝(2011)
オランダラリーチャンピオン(2009)

■ナビゲーター トム・コルソール(ベルギー) 主な戦歴
ダカールラリー優勝(2012)
FIAワールドカップ・クロスカントリーラリーチャンピオン(2018)
ラリー・モロッコ優勝(2012)

20191025_01_06.jpg▲フェルナンド・アロンソ(右)とマルク・コマ(左)

■ドライバー フェルナンド・アロンソ(スペイン) 主な戦歴
ル・マン24時間優勝(2018、2019)
FIA世界耐久選手権チャンピオン(2018-2019)
F1世界チャンピオン(2005、2006)
デイトナ24時間優勝(2019)

■ナビゲーター マルク・コマ(スペイン) 主な戦歴
ダカールラリー優勝(2輪部門 : 2006、2009、2011、2014、2015)
FIMクロスカントリーラリー選手権(2輪)チャンピオン(2005、2006、2007、2010、2012、2014)

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