三菱自動車が2026年3月開催の第47回バンコク国際モーターショーにおいて、本年8月にタイで催される第31回アジアクロスカントリーラリーの参戦車両となるピックアップトラックの「トライトン」を披露。力強いレッドカラーを前面に押し出した新しいカラーリングを纏ったうえで、エンジンや足回りなど各部の熟成を図ってポテンシャルをいっそうアップ
三菱自動車は2026年3月24日、本年3月23日よりタイで開催された第47回バンコク国際モーターショー(Bangkok International Motor Show)において、本年8月にタイで催される第31回アジアクロスカントリーラリー(AXCR)の参戦車両(改造クロスカントリー車両=T1仕様)となるピックアップトラックの「トライトン」を発表した。

▲三菱自動車が本年3月にタイで開催された第47回バンコク国際モーターショーにおいて、本年8月にタイで催される第31回アジアクロスカントリーラリー(AXCR)の参戦車両となるピックアップトラックの「トライトン」を公開
三菱自動車が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」が開発したモータースポーツ車両のトライトンは、昨年のAXCRでエースドライバーのチャヤポン・ヨーター選手が総合優勝。連覇をかけて挑む今年のAXCRでは、エンジンや足回りなど各部の熟成を図ってポテンシャルをいっそうアップさせるとともに、世界ラリー選手権やダカール・ラリーで数々の勝利を収めてきたランサーエボリューションやパジェロのラリー車から着想を得た、力強いレッドカラーを前面に押し出した新しいカラーリングを採用する。また、ラリーカーが巻き上げる砂塵を想起させるデジタルサンドストームやRALLIARTロゴはチームの象徴として継承し、これを車両前方から後方に向かって跳ね上がる配置とすることで、三菱自動車のモータースポーツへの揺るぎない情熱を表現した。
なお、今年のアジアクロスカントリーラリーには3台体制で臨み、ドライバー/コドライバーとして2022年と2025年大会で総合優勝を果たしたチャヤポン・ヨーター/ピーラポン・ソムバットウォン選手組を筆頭に、2025年大会でも日本人ペア最上位の5位に入賞した田口勝彦/保井隆宏選手組、2025年大会で2台のサポートを務めた小出一登/千葉栄二選手組を引き続き起用する予定。チーム三菱ラリーアートの増岡浩総監督は、「昨年、チャヤポン選手は毎日のレグを大きなミスなくコンスタントに上位でフィニッシュし、3日目に総合首位に立ちそのままリードを保って総合優勝を果たしました。トライトンの信頼性の高さに加え、優れた操縦性と走破性で過酷なステージを思い通りに走り切ることができ、極悪路で苦戦を強いられた場面でもチームメイトのサポートで乗り切りました。また、田口選手は大会で最長の競技区間となるレグ5でトップタイムを記録し、トライトンの戦闘力の高さを示すことができました。マシンはキープコンセプトで熟成を図っており、昨年同様の万全の体制で臨みます。今大会は、チャヤポン選手、田口勝彦選手で1-2フィニッシュを目指します」とコメントしている。

