eVXは、2025年までの市販を目指す世界戦略BEV。2023年1月に開催されたAuto Expo(インド)で初公開。JMSではより市販型に近いデザインになり、内装を初披露。ドライバーの正面には横長の大型ディスプレイが設置されている。物理的なスイッチ類はほとんど用意されておらず、タッチ式のソフトスイッチがメインである。ドライブセレクターはセンターコンソールに配置され、R/N/D/Pを選択する。
エアコンのアウトレットは縦スリットタイプ。水平基調のワイドなディスプレイ、インパネとのコントラストを生み出して、モダンで機能的なセンスをアピールする。
ステアリングホイールは上下を変形のフラットタイプに作り込み、バイワイヤシステムの搭載を予感させる。ステアリング周辺にも物理的なスイッチは見当たらない。
前席はセミバケットタイプで、直線基調で座面周囲や背もたれの両サイドを仕上げている。グレーとアイボリーの洗練されたカラーリングで、前後シートをコーディネートしている。