フォルクスワーゲンは東京オートサロン2026で電動化時代の“GTI”を示唆する「ID. GTI Concept」を日本初公開

フォルクスワーゲンが東京オートサロン2026において、2023年開催のIAA MOBILITY 2023でワールドプレミアを飾った「ID. GTI Concept」を日本初公開。ブラックカラーの専用アイテムや特別装備を纏った「ゴルフR ブラックエディション」とフル電動ミニバンの「ID. Buzz」も出展

 フォルクスワーゲン ジャパンは、2026年1月9日~11日に幕張メッセで開催された東京オートサロン2026において、2023年開催のIAA MOBILITY 2023でワールドプレミアを果たした「ID. GTI Concept」を日本初公開するとともに、特別仕様車の「ゴルフR ブラックエディション」とフル電動ミニバンの「ID. Buzz」を出展した。

▲フォルクスワーゲンが東京オートサロン2026に出展。電気自動車時代のホットハッチの可能性を探るコンセプトカーの「ID. GTI Concept」を日本初公開する

▲フォルクスワーゲンが東京オートサロン2026に出展。電気自動車時代のホットハッチの可能性を探るコンセプトカーの「ID. GTI Concept」を日本初公開する

 ブースの中央に据えられたのは、電動化時代のGTIの姿を示唆する「ID. GTI Concept」。BEVのID.シリーズのスポーツモデルに位置する同車は、電気自動車「ID.2all(アイディ. 2オール)」に採用するMEB(Modularer E-Antriebs Baukasten)プラットフォームをベースに、既存のゴルフGTIをモチーフとしたスタイリングを新しいデザイン言語で採用したことが特徴である。車名のGTIの“I”は、内燃機関時代はインジェクション(Injection)を意味していたが、電動パワートレイン時代は高性能なドライブトレインと先進のシャシーを有するインテリジェンス(Intelligence)を表しているという。

 基本フォルムは台形スタイルのハッチバックボディで構成。太いCピラーや短いオーバーハング、力強い前後フェンダー造形、ハニカム構造のフロントバンパーインテーク、ルーフ後端の大型リアスポイラー、そしてレッドのラインおよびGTIエンブレムなどは、歴代GTIのイメージを踏襲する。一方、シャープな造形のLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”や縦型のLEDデイタイムランニングライト、閉じたフロントグリル、スクエアな4灯式としたLEDリアコンビネーションランプ、斜線を配したブラックのGTIグラフィック、ブラック基調のフロントスポイラー/リアディフューザー/サイドエアカーテンなどを配して、先進性とスポーティさを強調した。ボディサイズは全長4104×全幅1838×全高1499mm/ホイールベース2600mmに設定している。

▲斜線を配したブラックのGTIグラフィックやブラック基調のリアディフューザーおよびサイドエアカーテンなどを配して先進性とスポーティさを強調

▲斜線を配したブラックのGTIグラフィックやブラック基調のリアディフューザーおよびサイドエアカーテンなどを配して先進性とスポーティさを強調

 内包するインテリアは、伝統のGTIのスポーティなデザインを踏まえたうえで、先進のデジタルコクピットと乗車定員5名のキャビン空間を創出したことが訴求点である。伝統デザインとしては、上下を水平基調にアレンジした3本スポークのステアリングホイールやチェック柄のシート表皮、シフトノブに代わってゴルフボール型の造形としたGTIエクスペリエンスコントロールなどが目を惹く。また、10.9インチのデジタルドライバーディスプレイには初代ゴルフGTIのメーターレイアウトをモチーフとするヴィンテージモードを設定した。一方、様々な情報を提供するインフォテインメントシステムには12.9インチのタッチディスプレイを装備。インテリジェントなIDAボイスアシスタントなども組み込んだ。

 電動パワートレインに関しては、高出力化を図ったフロントモーターおよび駆動用バッテリーを搭載して前輪を駆動。また、統合制御システムのビークルダイナミクスマネージャーを採用し、歴代ゴルフGTIの特徴的な走りが体験できる機構を設定している。

▲インテリアは伝統のGTIのスポーティなデザインを踏まえたうえで、先進のデジタルコクピットと乗車定員5名のキャビン空間を創出する

▲インテリアは伝統のGTIのスポーティなデザインを踏まえたうえで、先進のデジタルコクピットと乗車定員5名のキャビン空間を創出する

 次に、ゴルフのハイパフォーマンスモデル「ゴルフR」をベースとする特別仕様車の「ゴルフR ブラックエディション」を特別展示。ブラックカラー仕上げのシックなエクステリアパーツやカーボンファイバー素材のインテリアデコラクティブパネルなどを採用するとともに、排気系にはアクラポヴィッチチタンエキゾーストシステムを配備して、パフォーマンスをより向上させている。

▲ブラックカラーの専用アイテムや特別装備を纏った「ゴルフR ブラックエディション」を披露

▲ブラックカラーの専用アイテムや特別装備を纏った「ゴルフR ブラックエディション」を披露

 そして「ID. Buzz」は、“ワーゲンバス”ことType 2のヘリテージを受け継ぎながら、新しいフォルクスワーゲンのブランドアイコンを目指して開発されたフル電動ミニバンに位置。ボディタイプはホイールベース2990mmの「ID. Buzz Pro」と同3240mmの「ID. Buzz Pro Long Wheelbase」の2タイプを設定している。

▲新たなフォルクスワーゲンのブランドアイコンに位置するフル電動ミニバンの「ID. Buzz」を展示

▲新たなフォルクスワーゲンのブランドアイコンに位置するフル電動ミニバンの「ID. Buzz」を展示

 

 

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