SUBARUは東京オートサロン2026においてPerformanceシーンを際立たせたブースを展開

SUBARUおよびSTIが東京オートサロン2026における出展概要を発表。“安心と愉しさ”を基盤にしながら走る愉しさを表現するPerformanceシーンを際立たせた車両の展示を予告。出展車としてはレヴォーグやWRX S4、インプレッサをベースとした特別仕様車のSTI Performance車両のほか、モータースポーツ参戦車のスーパー耐久シリーズ2026参戦車両やSUPER GT 2026参戦車両などを初公開

　SUBARUは2025年12月25日、2026年1月9日～11日に幕張メッセで開催される東京オートサロン2026での出展概要を発表。合わせて、東京オートサロン2026に関する様々な情報を発信していくスペシャルサイトを開設した。

　SUBARUは現在、“安心と愉しさ”を基盤にしながら走る愉しさを表現するPerformanceシーンと、冒険へ踏み出す高揚感などを表現するAdventure シーンという2つのシーンを際立たせ、ユーザーとの絆や共感をさらに深めていくことを目指して活動を続けている。今回のショーでは、このうちのPerformanceシーンをメインに据えてブースを展開。出展車としてはレヴォーグやWRX S4、インプレッサをベースとしたSTI Performance車両に加え、初公開となるスーパー耐久シリーズ2026参戦車両や、SUPER GT 2026参戦車両などを展示する。

▲SUBARUは“安心と愉しさ”を基盤にしながら走る愉しさを表現するPerformanceシーンをメインに据えて東京オートサロン2026でブースを構える

　注目の展示車を紹介していこう。まずは特別仕様車の「LEVORG STI Sport R-Black Limited Ⅱ STI Performance」。既存のレヴォーグのSTI Sport EXグレードをベースとし、ボディカラーには特別色のサンライズイエローを纏う。また、エクステリアはフロントフェイスやドアミラー、ルーフアンテナなどをブラックで仕立てるとともに、足もとにはマットブラック塗装の18インチアルミホイー装着して、スポーティさを際立たせた。一方でインテリアは、シート表皮をイエローパーフォレーションとしたSTIロゴ入りRECARO製フロントシートやスエード調のインパネを採用し、特別感と存在感を強調。さらに、ショーの展示車にはSUBARU純正用品およびSTIパフォーマンスパーツを装着する。量産モデルの正式発表については2026年1月を予定している。

▲特別仕様車の「LEVORG STI Sport R-Black Limited Ⅱ STI Performance」を展示。新色として設定したサンライズイエローのボディカラーに、ブラックのアクセントパーツを纏う

　次に、特別仕様車の「WRX S4 STI Sport R-Black Limited Ⅱ STI Performance」。既存のWRX S4のSTI Sport R EXグレードをベースとし、ボディカラーには特別色のサンライズイエローを纏う。また、エクステリアはヘッドライトやドアミラー、ルーフアンテナなどをブラック仕立てとし、足もとにはマットブラック塗装の18インチアルミホイールを装着して、精悍なイメージを強調した。一方でインテリアは、シート表皮をイエローパーフォレーションとしたSTIロゴ入りRECARO製フロントシートやスエード調のインパネを配備し、特別感と存在感を際立たせる。さらに、ショーの展示車にはSUBARU純正用品およびSTIパフォーマンスパーツを装着する。量産モデルの正式発表については2026年1月を予定している。

▲特別仕様車の「WRX S4 STI Sport R-Black Limited Ⅱ STI Performance」を披露。新色のサンライズイエローのボディカラーに、ブラックのアクセントパーツを配備

　そして、特別仕様車の「IMPREZA ST-H STI Performance Edition PLUSパッケージ装着車」。既存のインプレッサのST-Hグレードに、モータースポーツで鍛えたSTIパフォーマンスパーツを装備し、スポーティな世界観を感じさせるデザインに昇華させるとともに、クルマとの一体感や、しなやかな乗り心地、優れた操縦安定性を実現する。量産モデルの正式発表については前述の2モデルと同様、2026年1月を予定している。

▲特別仕様車の「IMPREZA ST-H STI Performance Edition PLUSパッケージ装着車」。モータースポーツで鍛えたSTIパフォーマンスパーツを装備する

　モータースポーツ車両に関しては、スーパー耐久シリーズ2026参戦予定車両を初公開。今後の厳しい環境規制に向け、カーボンニュートラル燃料の検証を含めた環境対応と高性能化の両立を目指しながら、各種将来技術をレースの現場で鍛え、挑戦を続ける車両に仕立てている。さらに、SUPER GT 2026 GT300クラスに参戦する「SUBARU BRZ GT300 2026」や、全日本ラリー選手権2026に参戦する「SUBARU WRX VBH 全日本ラリー参戦車」を展示する予定だ。

▲SUPER GT 2026 GT300クラスに参戦する「SUBARU BRZ GT300 2026」を公開。写真は2025年シーズンの車両

▲全日本ラリー選手権2026のJN-1クラスに参戦する「SUBARU WRX VBH 全日本ラリー参戦車」を出展。写真は2025年シーズンの車両

　ブース内ではショーステージを設け、SUBARU/STIのプロドライバーやエンジニアが登壇して昨シーズンの振り返りや今シーズンへの意気込みについて語る「NEW SUBARU BRZ GT300 Talk Show」や「SUBARU/STI Driver’s Talk Show」も実施。また、1月10日と11日にはプロドライバーの新井敏弘選手と久保凜太郎選手が2022-2023シーズンの全日本ラリー選手権に参戦していたSUBARU WRX STIを駆って走行する「SUBARU Performance Showrun」を行う予定である。

▲1月10日と11日には「SUBARU Performance Showrun」を実施予定