BYDがジャパンモビリティショー2025における出展概要の第2弾を公表。乗用車部門で軽EVを世界初公開、商用車部門でJ6リビングカーを日本初公開するとアナウンス。BYDのハイエンドブランド「YANGWANG」のハイパースポーツEV「U9」のダンスパフォーマンスや次世代の商用車モビリティを体感できる解説イベントなども実施
BYD Japan Groupは、本年10月29日から11月9日にかけて開催されるジャパンモビリティショー2025の出展概要の第2弾を発表した。
最大の注目は、日本独自の軽規格に準拠したBYD初の海外専用設計モデルである軽EVプロトタイプの参考出品。BYDによる最新のバッテリー(ブレードバッテリー)技術と製造技術による新たなチャレンジを示した軽EVは、先行公開の画像から推察すると日本の軽自動車を入念に研究しているようで、人気のスーパーハイトワゴンのスタイルに、スライド式のリアドアを採用。価格面もかなり抑え込まれると予想され、2026年後半の日本導入に注目が集まる。なお、乗用車部門では前述の軽EVのワールドプレミア1台、ジャパンプレミア3台を含めて、計8台を出展する予定である。
一方で商用車部門では、使いやすいサイズと価格を超える性能および装備で高い人気を集めている小型EVバスの「J6」をベースに、移動可能なオフィスとして新規開発した「J6リビングカー」がジャパンプレミアを果たす。J6の新たな可能性のひとつとして、移動オフィスとしての利用や災害時の一時避難場所としての活用を考慮したコンセプトモデルで、内外装にもこだわって居心地の良い空間を演出しているという。なお、商用車部門では前述のJ6リビングカーのジャパンプレミア1台、EVトラックのワールドプレミア1台を含めて、計5台を出展する計画である。
また、ブースのイベントとしてBYDのハイエンドブランド「YANGWANG=仰望(ヤンワン)」のハイパースポーツEV「U9」が踊りだす、特別ダンスショーを各日3回開催。さらに、次世代の商用車モビリティを体感できるBYDミニステージを各日3回開催するとともに、BYDの商用車ラインアップや最新技術をMCがわかりやすく紹介するミニステージを設ける予定である。
