SUBARUが描く新世代の「安心と愉しさ」！ Japan Mobility Show 2025出展概要～世界初公開「STIコンセプト」2車種、日本初公開「Trailseeker」の全貌～

SUBARUは、「Japan Mobility Show 2025」において、「ブランドを際立てる」をコンセプトに、未来のパフォーマンスと新たな冒険を予感させる個性際立つモデルを多数展示する 。世界初公開となる2台の「STI」コンセプトモデルが、SUBARUの新世代「Perfoemance（パフォーマンス）」を表現。日本初公開となる新型BEV「Trailseeker」プロトタイプが、ユーザーのアクティブなライフスタイルを後押しする 。さらに「Wilderness（ウィルダネス）」シリーズのプロトタイプが「Adventure（アドベンチャー）」を表現するなど、SUBARU独自の「安心と愉しさ」を基盤とした新たな2つの価値提案に迫る 。

新世代を牽引する、2つの「STI」コンセプトが世界初公開

SUBARUブースの「Performance シーン」を演出するエリアには、世界で初めて公開される2台の「STI」コンセプトモデルが展示される 。これらは、スバルの未来の「走る愉しさ」を表現し、顧客との絆や共感を深めるための重要な提案だ 。

1. Performance-E STI concept：バッテリーEV（BEV）ベースの次世代パフォーマンス

「Performance-E STI concept」は、スバルの新世代を牽引するバッテリーEV（BEV）ベースのコンセプトモデルであり、Performance シーンの未来を表現している 。

見る者をワクワクさせるプロポーションと、高い空力性能、実用性を融合させたデザインが特徴だ 。同時にヘリテージをも想起させる外観も持ち合わせており、過去と未来を繋ぐデザイン言語が採用されている 。インテリアにおいては、運転しやすいレイアウトと居心地の良い開放的な室内空間を実現している 。

このモデルは、様々な革新的な技術を採用することで、ドライバーが「意のままに操れる」感動的な運転体験を提案する 。BEVならではの緻密な制御と、SUBARUが追求してきたドライビングプレジャーの融合に期待が高まる。

2. Performance-B STI concept：内燃機関（ICE）をベースとしたパフォーマンスの象徴

一方、「Performance-B STI concept」は、SUBARUのPerformance シーンを象徴する内燃機関（ICE）をベースとしたコンセプトモデルとして登場する 。

高性能と力強さ、そして実用性を両立させたデザインが採用されており、SUBARUの持つパフォーマンスのヘリテージを体現している 。

このコンセプトの鍵は、SUBARUがこれまで磨き続けてきた資産、すなわち水平対向ターボエンジンやシンメトリカルAWDなどのコア技術を、柔軟にアレンジして活用している点にある 。これにより、「SUBARUらしい選択肢」を広げ、より多くの顧客にクルマを操る愉しさを提案するモデルだ 。ICEベースでありながらも、新たな解釈と技術の融合を通じて、スバルのパフォーマンスの幅と深さを感じさせるだろう 。

冒険心を刺激する「Adventure シーン」：日本初公開の新型BEV「Trailseeker（トレイルシーカー）」も

SUBARUブースのもう一つのテーマである「Adventure シーン」では、日々の生活から一歩踏み出し、冒険へと駆り立てる高揚感を表現するモデルが展示される 。ここでは、新型BEVの日本仕様初公開に加え、「Wilderness」といった個性を際立たせたモデルが、スバルブランドの魅力を提案する 。

Trailseeker prototype（トレイルシーカー プロトタイプ）：新型BEVの日本仕様が初公開

「Trailseeker prototype」は、SUBARUのグローバルバッテリーEVラインナップの第2弾となる新型「Trailseeker」の日本仕様プロトタイプとして、今回が日本初公開となる 。

このモデルは、BEVならではの緻密な制御による走行性能と、クロスオーバーユーティリティビークルとしての高い実用性を高次元で両立させている 。日常使いはもちろんのこと、非日常的なアウトドアシーンにおいても使いやすく、アクティブで新しいライフスタイルを強力に後押しする存在となる 。

Wildernessシリーズ：タフでラギッドな個性を強化

「Wilderness」シリーズからは、2車種のプロトタイプが参考出品される 。

Forester Wilderness prototype（フォレスター ウィルダネス プロトタイプ）

「Forester（フォレスター）」をベースとし、専用のフロントおよびリヤバンパー、拡大されたホイールアーチクラッディング、専用LEDフォグランプなどを装備したモデルだ 。フォレスターが持つ正統派SUVとしての価値に、タフでラギッドなデザイン、走破性・機能性の強化という新たな価値を加え、個性を際立たせている 。

Outback Wilderness prototype（アウトバック ウィルダネス プロトタイプ）

2025年4月に米国で世界初公開された「Outback（アウトバック）」をベースとしたモデルである 。アウトバックの「お客様の多様なライフスタイルに寄り添い、自然と共生する」というコンセプトを継承しながら、タフでラギッドなキャラクターをさらに磨き上げている 。アウトドアシーンで頼れる走破性と機能性が、さらに強化されたモデルだ 。

1983 Subaru GL Family Huckster：時代を超えたコラボレーションの紹介

さらに、「Adventure シーン」では、参考出品として「1983 Subaru GL Family Huckster（ファミリー ハックスター）」が展示される 。

これはSUBARU of AMERICAのモータースポーツ部門が、1983年製のSubaru GL Wagon（日本仕様：2代目レオーネ ツーリングワゴン）をベースに、最新のテクノロジーを組み合わせて蘇らせたマシンだ 。SUBARUのDNAを感じさせる外観と圧倒的なパフォーマンスを両立させており、時代を超えて最新のカルチャーと融合することで生まれる、SUBARUブランドならではの新たな価値の高まりを紹介する 。

SUBARUブースの構成とプレスカンファレンス情報

SUBARUは、「人を中心としたモノづくり」の考えのもと、「安心と愉しさ」を不変の提供価値として技術や商品を磨き続けてきた 。今回の出展コンセプトである「ブランドを際立てる」は、その基盤を維持しつつ、「Performance」と「Adventure」という2つのシーンを際立たせることで、「Different」な存在であり続けるという強い意思を表現している 。

プレスカンファレンスは、Japan Mobility Show 2025のプレスデー初日である10月29日(水)、午後12時30分から、東京ビッグサイト・東展示棟・東5ホールのスバルブースで開催される 。代表取締役社長の大崎篤氏が登壇し、その様子は「SUBARU On-Tube」で配信される予定だ 。一般公開日は10月31日(金)から11月9日(日)までとなっている 。

新しいコンセプトカーから、日本初公開のBEV、そしてタフな「Wilderness」シリーズに至るまで、SUBARUがJapan Mobility Show 2025で提案する「安心と愉しさ」の未来に注目が集まる 。

<SUBARU On Tube>

https://www.youtube.com/user/SUBARUOnTube

<Japan Mobility Show 2025 特設 Web サイト>

https://www.subaru.jp/