1969年モデルのホンダN360の復刻版カタログ(原寸280×220mm、16㌻編集)。ホンダN360は現在のN-BOXをはじめとする「Nシリーズ」の原点。ホンダ初の本格4シーター乗用車として1966年の東京モーターショーでデビュー。1967年3月に発売され、瞬く間にクラスリーダーカーに成長した。1966−67年は日本の“モータリーゼーション元年”。N360もトヨタ・カローラや日産サニーと同様に、多くのユーザーに“クルマのある生活”をもたらしたエポックカーだった。N360の魅力は、ホンダらしい高性能の実現。当時20ps前後が一般的だった軽自動車に31psの高性能で登場。リッターカーと同等の115km/hのトップスピードを誇った。FFレイアウトが生み出すスポーティな操縦性と、2BOXスタイルによる広く快適な室内も大きな話題を生んだ。
カタログは通称“N-II“と呼ばれる1969年1月に登場した大幅改良版。当初モデルと比較して86ものリファインが加えられ、ラインアップはスタンダード/DX/スーパーD X/カスタム/Sのワイド構成に成長。31psのシングルキャブ仕様に加え、36psのツインキャブ仕様“Tシリーズ”や、4速AT仕様、サンルーフ仕様も選べた。
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