1986年のフェラーリ328GTB & GTS(日本仕様)のカタログ(原寸280×370mm、7枚編集)。1986年のフェラーリ日本仕様は、水平対向12気筒ユニットを搭載した「テスタロッサ」を筆頭に、V8・MRモデルの328GTB & 328GTSと、3.2モンディアル・クーペ&カブリオレ。さらにV12・FRクーペの412をラインアップ。カタログではエンツォ・フェラーリについて「エンツォは、何事にも確たる信念を持って臨む、強烈なる個性と、魅力的な人間性を兼ね備えた人物である。彼が目指すものは、レースにおける勝利だ。最初は自らレーシング・ドライバーとして活躍し、次いでスクーデリア・フェラーリというレーシングチームを形成。大戦後は自動車の製作に進出したエンツォ・フェラーリにとって、その三つの時代を通じて変わらなかったものは、自動車レースにおける情熱であった。幾多のスポーツカーが現れては消えていった長い自動車の歴史の中で、はっきりと言えることがある。レースに背を向けていてはスポーツカーは成り立たないという事実だ。レースへの挑戦はそのスポーツカーの技術レベルを常に最新のものに保ち、レースでの栄光はその名前にはかり知れない誇りをもたらす。エンツォ・フェラーリの情熱はレースにある。今日でもそれは少しも変わるところはない。それ故にフェラーリの作るスポーツカーは、世界最高のスポーツカーなのである。」と説明していた。
「フェラーリ328GTB」
ピニンファリーナ・デザインのボディ、1気筒あたり4バルブの3.2ℓDOHC V8エンジンをミッドシップにマウントした、フェラーリのベストハンドリング・マシン。卓越した性能と美しさ、クラシックの名曲にたとえられるような素晴らしいエグゾーストサウンドに加えて、デイリーユースさえ受け入れる柔軟さを備えている。
「フェラーリ328GTS」
オープンエア・モータリングを楽しむための328。果てしなく続くワインディングロードに入れば、デタッチャブルトップを外して、木陰の冷気とさわやかに薫る風を楽しめるクルマです。
フェラーリ328GTS主要諸元
モデル=1986年式/フェラーリ328GTS
新車時価格=5MT 1560万円
全長×全幅×全高=4220×1755×1120mm
ホイールベース=2350mm
車重=1350kg
エンジン=3185ccV型 8気筒DOHC32V
最高出力=260ps/7000rpm
最大トルク=29.4 kg・m/5500rpm
サスペンション=前後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=前205/55VR16/後225/50VR16
駆動方式=MR
乗車定員=2名
資料提供/ブックガレージ
