【復刻版カタログ】世界で最もタフな4WD。オフロードで光ったパワフルモデル、「1967年ランドクルーザー(FJ40/43/45V型)」の頑強世界

ランクル011967 トヨタ・ランドクルーザー(FJ40/43/45V型)

噂のランドクルーザーの末っ子、FJ型が誕生。同じく「FJ」のコードネームを持つ、往年のランドクルーザーの復刻版カタログ。カタログは1967年版(原寸295×208mm、8㌻編集)。ランドクルーザーは、現役の日本車で最も長い歴史を誇るブランド。その歴史は1951年から始まった。誕生のきっかけは、警察予備隊(現在の自衛隊)用として1950年に国が国産メーカー数社に多用途4WD車の開発を依頼したこと。トヨタは1951年1月に試作車を完成させた。これがランドクルーザーのルーツとなる“トヨタ・ジープBJ”である。BJは惜しくも警察予備隊車両には選出されなかったものの、タフさとパワフルさが国内外で高く評価され生産を拡大。1960年に登場した40型で人気を確定する。紹介する1967年モデルは40型の中期モデル。7人乗りキャンバストップ(FJ40)/9人乗りキャンバストップ(FJ43)/6人乗りライトバン(FJ45V)の3タイプをラインアップし、エンジンは全車3878ccの直列6気筒OHV(125ps/29kgm)を搭載。トランスミッションは3速コラムシフトを組み合わせていた。駆動方式は副変速機を備えたセレクティブ4WDである。ちなみにランドクルーザー40の3.9ℓガソリンエンジンは、力強さに定評があり、当時「世界で最も頼りになる4WD」と評価されていた。

資料提供/ブックガレージ

ランクル02

ランクル03

ランクル04

ランクル表紙

67モデル

74モデル

80モデル

BJジープ

 

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