2025年5月のSUVマーケット(軽自動車や国内ブランド輸入車を含む)は、前年同月比で101.9%と前年実績をわずかに上回った。(本誌調べ)SUVやミニバンが中心となるマーケット、普通乗用車(3ナンバー)の販売台数は、11万6301台、前年同月比-4.2%と5カ月ぶりの減少。今年に入って、初めての前年割れとなり、乗用車セグメントの中で唯一のマイナスとなった。
SUVモデル首位はトヨタ・ライズ
5月のSUVセールスランキングはトヨタ・ライズがトップに。前月5月まで2カ月連続首位だったヤリスクロス(5600台)を大きく上回る8867台のセールスは前年の3倍増。2位は前年同月比119%、7173台を販売、好調の軽自動車、スズキ・ハスラーがランキングされている。
5月のジムニー・ノマドの販売台数は?
4月から登録が始まった4ドアのスズキ・ジムニーノマド。初月は2524台のセールスでSUVモデル10位にランクインしたが、5月は1779台のセールスと一歩後退。インド・グルガオン工場の生産体制が気になるところだが、7月からの日本向け生産台数を約3300台/月に増産することが正式に発表された。再受注開始時期はまだ決まっていないそうだが、納期早期化に向けてうれしい情報だ。