5月の輸入車乗用車市場(外国メーカー)は前年比8.6%増。ランドローバー、プジョーが好調(2023年5月・輸入乗用車販売TOP20)

5月輸入車販売は前年同月比8.6%増。続伸に期待

 5月の輸入車(乗用車)登録は、1万8576台の登録販売となり、前年同月比8.6%の増加となった。先月0.7%増と例年並みであった販売が復調しつつあるようだ。国内の生産状況が改善傾向であるだけに、戦争の影響で今後海外生産がどのようになるのか、気になるところだ。5月の輸入車販売ブランドの首位は変わらずメルセデス・ベンツ。主要TOPグループは軒並み前年超えとなっている。

メルセデス・ベンツC220dステーションワゴン・アバンギャルド。Cクラスは今やブランド中核モデルに成長。サイズも大型化。パワーユニットは2種の1.5リッターターボと2リッターディーゼル。全車マイルドHV。PHEVも導入予定

Mベンツの中で、販売台数トップはCクラス。今年の第1四半期では1200台以上の販売台数で全体の車種ランキングでも2位だ。(ちなみに首位はBMWミニ)画像はC220dステーションワゴン・アバンギャルド

 先月3位だったVWがBMWを超え2位にランクアップ。前年を大きく超えたのは前年同月比211%のランドローバー、216%のプジョーが目立った。また、タイ生産のCX-3の輸入増となったマツダが同631%でTOP10入りとなっている。

フォルクスワーゲンの主力はT-Cross。Mベンツ・Cクラスに次いで、第1四半期1941台と3位につけるモデルだ

▲パワーユニットには既存のリフターと共通の1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(130ps)を搭載。走破性を高めるアドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付)を標準で組み込む

ステランティス・グループはミニバンのニューモデルを続々と日本に輸入しはじめた。写真はプジョー・シフター・ロング


 

 

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