2022年欧州第3四半期のBEV販売概況をレポート

2021年1~9月BEV販売でドイツ、英国、フランスが10万台を突破

 ACEA(欧州自動車工業会)は2022年11月、2022年第3四半期まで(1〜9月)の欧州市場における燃料別新車販売台数データを発表した。

 EU(欧州連合)0とEFTA、そして英国を合わせた欧州市場の新車販売台数は827万1115台。前年同期の916万2177台比で9.7%減だった。

 BEV(FCEV:燃料電池車を含む)販売は100万2720台で、シェア12.1%、前年同期比25.8%増加。7〜9月の第3四半期に限ってみても、販売台数は35万5336台(シェア16.3%)で、前年同期比16.3%の増加。低調なマーケットの中にあっても、BEVは絶好調だとわかる。

 BEVと同様に前年同期比でプラスの販売実績を上げているのがHEV(ハイブリッド)である。EU、EFAT、英国で1~9月に195万8459台を販売し、前年同期比23.7%増。

 PHEV(プラグインハイブリッド)は販売が低迷。1〜9月の販売台数は68万7887台、前年同期比11.3%減。ガソリン(316万4861台、同16.9%減)、ディーゼル(125万5146台、同25.6%減)も販売台数を減らしている。

 全体のシェアは、ガソリンが38.3%、ディーゼル15.2%と化石燃料が過半数をキープしているが、BEVが12.1%とディーゼルに迫っている。HEVは23.7%、PHEVは8.3%である。

 第3四半期までにBEVを5万台以上販売した国は、以下のとおり。

ドイツ:27万3101台(前年同期比15.2%増加)
英国:17万5614台(同40.3%増)
フランス:14万967台(同31.8%増)
ノルウェイ:7万9931台(同0.8%減)
スウェーデン:5万8022台(同55.2%増)

 グリーン産業革命を掲げ、2030年までにガソリン車とディーゼル車の販売禁止を目指す(一定距離以上のEV走行が可能なNEVは2035年まで販売可能)英国が、順調にBEV化を進めている様子が販売データから浮かんでくる。

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