3カ月ぶりに前年実績超えの9月軽乗用市場。新型日産ルークス、受注好調!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2025年9月)

 9月の軽乗用場車市場は、前年同月比101.7%と3カ月ぶりに前年実績を上回った。
 主要ブランドの9月軽乗用販売シェアは、スズキが33.9%(前年同月比102.0%)、ダイハツは26.3%(同124.9%)、ホンダは22.6%(同97.3%)、日産は9.5%(同76.5%)。

TOP4は前月と変わらず。新型日産ルークの受注台数は?

 2カ月連続で前年実績割れだった軽乗用車市場も需要期9月は少々復調、前年比101.7%とかろうじて前年超えに。ランキングでは、TOP4が前月と変わらない顔ぶれに。N-BOXが前年87%ながら、首位を維持、新型ムーヴも好調を維持している。
 9月の軽乗用販売で、前年同月比76.5%と大きく前年実績割れの日産だが、9月19日に発表した新型「ルークス」の受注が好調のようだ。受注開始から1か月で受注1万1千台を突破したとのこと。(受注台数11,344台:10月19日時点日産調べ)10月ランキングでの上位進出に期待。
 また、今月より販売開始されたホンダN-ONE e:が好スタートを切った。販売店向けに試乗車等の需要があるものの、2500台余りを販売(本誌調べ:ガソリンモデルとの合計では4344台)。今後の販売推移や日産サクラとの争いにも注目だ。

▲N-BOX CUSTOMターボにはメーカーオプションでクロームメッキのフォグライトガーニッシュとLEDフォグライトを設定

N-BOXは16カ月連続で首位独走状態。ホンダブランドとしては97.3%と僅かに前年割れ。

▲ダイハツ・タント ファンクロスターボ“Limited”(2WD) 価格:192万5000円 全長3395×全幅1475×全高1785mm ホイールベース2460mm 車重940kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.6km/リットル 写真のボディカラーはフォレストカーキメタリック

ダイハツはルークスだけでなく、タントも好調。9月は1万台超えのセールス。ブランドとしても前年同月比125%だ。写真はタント ファンクロス

日産ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション/価格:236万3900円。新型は全17タイプのボディカラーを設定。2トーン塗装は写真のボンネットとボディサイド塗り分けタイプと、ルーフ塗り分けタイプを用意する。プラットフォームは従来の改良版

全17タイプのボディカラーを設定する新型ルークス。2トーン塗装にはボンネットとボディサイド塗り分けタイプも用意する。写真はハイウェイスターGターボ

ホンダN-ONE e:は日常を輝かせるKカーBEV。一充電走行距離は295km(WLTCモード)。ラインアップはシンプルなe:G(269万9400円)と充実装備のe:L(319万8800円)の2種。豊富なディーラーオプションもラインアップする

好調なスタートを切ったホンダN-ONE e:。一充電走行距離は295km(WLTCモード)。ラインアップはシンプルなe:G(269万9400円)と充実装備のe:L(319万8800円)の2種。

 

 

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