中部テレコミュニケーション(ctc)と富士スピードウェイは、昨年12月からレーシングシミュレーター+ドライビングアドバイスの実証実験を開始し、3月末まで行う予定だ。ドライビングシミュレーターを通じた運転技術の向上は一般的になっている。走行に伴ってパーツが消耗する心配はないし、接触などのアクシデントがあってもドライバーが怪我をしたり、経済面で損失が発生するわけではない。
その一方で、リアルにサーキットを走ってスキルアップを図りたいというドライバーもいるだろう。そうした希望に応えるメニューが、富士スピードウェイが実施しているドライビングレッスンだ。
参加者のスキルや希望を考慮して、数種類のレッスンを用意している。
・体験走行ハイスピード/フルスロットルは、体験走行以上・フリー走行未満の水準を希望するドライバーに向けたメニュー。ペースカーが先導し、富士スピードウェイのショートコースと国際レーシングコースを走行する。ショートコースは最高速度100㎞/h、国際レーシングコースは同約150㎞/hに設定されている。
・スポーツ走行トライアルは、サーキット走行が初めてというドライバーのためのプログラム。サーキット走行に必要なルールやマナーを学んだうえで、走行ラインを確認できるよう先導車付きコースを走行。その後にフリー走行の枠が設けられている。
・FSWプライベートドライビングレッスンは、ライセンス会員を対象にしたメニューで、講師と参加者がマンツーマンで走行レクチャー&講義が受けられる。ショートコースを舞台に、25分走行3本と講義があるほかプロのドライバーの同乗走行の機会がある点が特徴。プロのドライブと自分自身の走りの違いが実感できる。
・オールスタイルミーティングは、富士スピードウェイのオフィシャル走行会で、参加者の運転技術や車両形状に応じてクラスは5つに分類される。スーパービギナー/ビギナー/ノーマル/エキスパート/エンジョイという区分で、エンジョイクラスにはミニバンやSUVなどが入る。
こうした走行会に参加するには富士スピードウェイのドライビングライセンスを保有していないくても参加できるメニューが多数派で、ライセンスが必須になるのはプライベートレッスンなどの一部に限定される。また、ドライビングレッスンの中には、ライセンス取得まで含んでいるコースもある。どのコースに参加するか、富士スピードウェイのホームページを確認してみることをお勧めする。(写真協力:富士スピードウェイ)
