アルファロメオがスポーツサルーンのジュリアに新グレードの「2.0 Turbo SPRINT」をラインアップ。1995cc直列4気筒マルチエア16V直噴インタークーラー付ツインスクロールターボエンジン+電子制御8速ATのパワートレインを搭載したうえで、ダークタービンデザインの18インチアルミホイールやナチュラルレザーシートなどを専用装備。車両価格は665万円に設定
Stellantisジャパンは2025年7月24日、アルファロメオのスポーツサルーンのジュリアに新グレードの「2.0 Turbo SPRINT(2.0 ターボ スプリント)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は665万円に設定する。
▲アルファロメオ・ジュリア2.0 Turbo SPRINT 価格:665万円 全長4655×全幅1865×全幅1435mm ホイールベース2820mm 車重1630kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費12.1km/リットル
新設定の2.0 Turbo SPRINTは、アルファロメオ伝統のスポーティな走りを踏襲しつつ、既存の2.0 Turbo Veloceより60万円安い、より求めやすい車両価格を実現したことが特徴である。
▲新設定の2.0 Turbo SPRINTはアルファロメオ伝統のスポーティな走りを踏襲しつつ、より求めやすい車両価格を実現したことが特徴。足もとには18インチ10スポークダークタービンデザインアルミホイール+前225/45/後255/40R18ランフラットタイヤを専用装備
まずエクステリアでは、既存のVeloceに配備するグロスブラックのウィンドウモールディングやレッド塗装ブレーキキャリパーなどを省いたうえで、18インチ10スポークダークタービンデザインアルミホイール+前225/45/後255/40R18ランフラットタイヤを専用装備。ボディカラーはアルファレッド、アルファホワイト、ヴェズヴィオグレー、ブルカノブラックという計4色を設定した。
インテリアについては、ブラックのナチュラルレザーシートやハイグレードオーディオシステム(8スピーカー)、スタンダードのダッシュボード/ドアパネルなどを専用装備したことがトピック。12.3インチ大型デジタルクラスターメーターやConnectシステムおよび8.8インチタッチディスプレイ、ナビゲーションシステム、ワイヤレスチャージングパッド、キーレススタートシステム、パッシブエントリー/リモートキーレスエントリー(アンサーバック機能付)といった先進機能装備は、既存の2.0 Turbo Veloceと同様に標準で採用している。
パワートレインは既存の2.0 Turbo Veloceと共通で、1995cc直列4気筒マルチエア16V直噴インタークーラー付ツインスクロールターボエンジン(最高出力280ps/5250rpm、最大トルク400Nm/2250rpm)+電子制御式8速ATを搭載して後輪を駆動。リミテッドスリップディファレンシャルは省かれるものの、カーボンプロペラシャフトやALFATM LINKサスペンションシステムなどは標準で組み込んでいる。
なお、Stellantisジャパンは2.0 Turbo SPRINTの発売を記念して、8月2日と3日にデビューフェアを実施。期間中に来場のうえ、商談された人の中から抽選で「Alfa Romeoオリジナルステンレスボトル」をプレゼントするという。