初のマイナーチェンジを果たした2026年モデルのランドローバー・ディフェンダーが日本での予約受注を開始

ランドローバーが2026年モデルのディフェンダーの日本における予約受注をスタート。現行モデルで初のマイナーチェンジを実施して内外装をアップグレードするとともに、PHEVモデルおよび「OCTA BLACK」グレードを新規に設定

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年7月15日、ランドローバー・ディフェンダーの2026年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。

▲ランドローバー・ディフェンダー110 X-DYNAMIC HSE P300e 価格:1049万円 全長4945×全幅1995×全高1970mm ホイールベース3020mm 写真のボディカラーはウールストーングリーン

▲ランドローバー・ディフェンダー110 X-DYNAMIC HSE P300e 価格:1049万円 全長4945×全幅1995×全高1970mm ホイールベース3020mm 写真のボディカラーはウールストーングリーン

車種展開は以下の通り。

■3.0L直列6気筒INGENIUMディーセルターボエンジン(MHEV)搭載車

ディフェンダー90 X-DYNAMIC HSE D350:1016万円

ディフェンダー110 S D350:922万円

ディフェンダー110 X-DYNAMIC SE D350:1027万円

ディフェンダー110 X-DYNAMIC HSE D350:1096万円

ディフェンダー110 X D350:1414万円

ディフェンダー130 X D350:1557万円

ディフェンダー130 OUTBOUND D350:1261万円

■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン搭載車

ディフェンダー110 X-DYNAMIC SE P300:872万円

■5.0L・V型8気筒ガソリンスーパーチャージドエンジン(525ps)搭載車

ディフェンダー90 V8 P525:1627万円

ディフェンダー110 V8 P525:1720万円

■5.0L・V型8気筒ガソリンスーパーチャージドエンジン(500ps)搭載車

ディフェンダー130 V8 P500:1782万円

■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン+電動モーター(PHEV)搭載車

ディフェンダー110 X-DYNAMIC SE P300e:932万円

ディフェンダー110 X-DYNAMIC HSE P300e:1049万円

■4.4L・V型8気筒ガソリンツインターボエンジン(MHEV)搭載車

ディフェンダー110 OCTA P635:2105万円

ディフェンダー110 OCTA BLACK P635:2250万円

▲ランドローバー・ディフェンダー110 OCTA BLACK P635 価格:2250万円 全長4940×全幅2065×全高2000mm ホイールベース3020mm ボディカラーにナルヴィックブラックを纏う

▲ランドローバー・ディフェンダー110 OCTA BLACK P635 価格:2250万円 全長4940×全幅2065×全高2000mm ホイールベース3020mm ボディカラーにナルヴィックブラックを纏う

▲ランドローバー・ディフェンダー110 OCTA P635 価格:2105万円 全長4940×全幅2065×全高2000mm ホイールベース3020mm 写真のボディカラーはサルガッソブルー

▲ランドローバー・ディフェンダー110 OCTA P635 価格:2105万円 全長4940×全幅2065×全高2000mm ホイールベース3020mm 写真のボディカラーはサルガッソブルー

 現行モデルを導入した2019年以降で初のマイナーチェンジを果たした2026年モデルのディフェンダーは、内外装や機能装備をアップグレードするとともに、PHEVモデルおよび「OCTA BLACK」グレードを新規に設定したことが特徴である。

▲ランドローバー・ディフェンダー110 X D350 価格:1414万円 全長4945×全幅1995×全高1970mm ホイールベース3020mm 写真のボディカラーはボラスコグレイ/グロスフィニッシュ

▲ランドローバー・ディフェンダー110 X D350 価格:1414万円 全長4945×全幅1995×全高1970mm ホイールベース3020mm 写真のボディカラーはボラスコグレイ/グロスフィニッシュ

▲ランドローバー・ディフェンダー90 X-DYNAMIC HSE D350 価格:1016万円 全長4510×全幅1995×全高1970mm ホイールベース2585mm 写真のボディカラーはフジホワイト

▲ランドローバー・ディフェンダー90 X-DYNAMIC HSE D350 価格:1016万円 全長4510×全幅1995×全高1970mm ホイールベース2585mm 写真のボディカラーはフジホワイト

▲ランドローバー・ディフェンダー130 OUTBOUND D350 価格:1261万円 全長5275×全幅1995×全高1970mm ホイールベース3020mm 写真のボディカラーはゴンドワナストーン

▲ランドローバー・ディフェンダー130 OUTBOUND D350 価格:1261万円 全長5275×全幅1995×全高1970mm ホイールベース3020mm 写真のボディカラーはゴンドワナストーン

 まずパワートレインでは、システム最高出力300ps/最大トルク625Nmを発生する“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+電動モーター(105kW)+リチウムイオン電池で構成するプラグインハイブリッドシステムを搭載したP300eをディフェンダー110に新設定。EV走行換算距離は欧州仕様車で48kmを実現する。他のパワートレインは基本的に従来を踏襲し、MHEV(マイルドハイブリッド)システムを採用する“INGENIUM”2993cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力350ps/最大トルク700Nm)のD350、“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力300ps/最大トルク400Nm)のP300、4999cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンスーパーチャージドエンジン(最高出力525ps/最大トルク625Nm)のP525、4999cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンスーパーチャージドエンジン(最高出力500ps/最大トルク610Nm)のP500、MHEVシステムを組み込んだ4394cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジン(最高出力635ps/最大トルク750Nm)のP635を設定している。

▲システム最高出力300ps/最大トルク625Nmを発生する“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+電動モーター(105kW)+リチウムイオン電池で構成するプラグインハイブリッドシステムを搭載したP300eをディフェンダー110に新設定。EV走行換算距離は欧州仕様車で48kmを達成

▲システム最高出力300ps/最大トルク625Nmを発生する“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+電動モーター(105kW)+リチウムイオン電池で構成するプラグインハイブリッドシステムを搭載したP300eをディフェンダー110に新設定。EV走行換算距離は欧州仕様車で48kmを達成

 次にエクステリアに関しては、新規のボディカラーとしてウールストーングリーン(メタリック)とボラスコグレイ(メタリック)をラインアップ。OCTAにはボラスコグレイ(メタリック)のほか、専用色としてサルガッソブルー(プレミアムメタリック)を用意する。また、LEDヘッドランプのジオメトリーを変更し、点灯時にシグネチャーグラフィックを強調したより鮮明な視野を確保。フロントバンパーもよりスマートなデザインに変更する。一方でリアセクションでは、LEDコンビネーションランプをフラッシュサーフェス化し、合わせて30%のスモークを施してデイタイムランニングライト(DRL)を鮮明化。インジケーターランプやリバースライトの明るさも向上させた。さらに、新しいテクスチャパターンを採用したボンネットインサートとサイドベントを配備して、よりタフな見た目に刷新。アロイホイールにセンターキャップ(グロスブラック、DEFENDERスクリプト付き)も装着したことも、2026年モデルの訴求点である。

▲新規のボディカラーとしてウールストーングリーン(写真・上)とボラスコグレイ(同・下)をラインアップ

▲新規のボディカラーとしてウールストーングリーン(写真・上)とボラスコグレイ(同・下)をラインアップ

▲OCTAには専用色としてサルガッソブルー(プレミアムメタリック)を設定

▲OCTAには専用色としてサルガッソブルー(プレミアムメタリック)を設定

▲LEDヘッドランプのジオメトリーを変更し、点灯時にシグネチャーグラフィックを強調したより鮮明な視野を確保。フロントバンパーもよりスマートなデザインに変更する

▲LEDヘッドランプのジオメトリーを変更し、点灯時にシグネチャーグラフィックを強調したより鮮明な視野を確保。フロントバンパーもよりスマートなデザインに変更する

▲LEDコンビネーションランプをフラッシュサーフェス化し、合わせて30%のスモークを施してデイタイムランニングライト(DRL)を鮮明化

▲LEDコンビネーションランプをフラッシュサーフェス化し、合わせて30%のスモークを施してデイタイムランニングライト(DRL)を鮮明化

▲新しいテクスチャパターンを採用したボンネットインサート(写真・上)とサイドベント(同・下)を装備

▲新しいテクスチャパターンを採用したボンネットインサート(写真・上)とサイドベント(同・下)を装備

 インテリアについては、タッチスクリーンインフォテインメントディスプレイを13.1インチに大型化して視認性および使用性を向上したことがトピック。また、ドライバーの視線を捉えて注意力の維持をサポートするドライバーコンディションモニターカメラを搭載する。さらに、ディフェンダーの強靭さと利便性を高める装備としてアダプティブオフロードクルーズコントロール(XおよびV8)やOUTBOUNDボンネットデカール(OUTBOUND)、ソフトクローズテールドア(全グレード)を標準で採用。そして、オプションとして3スポークのスペアホイールロック(S、X-DYNAMIC SE、X-DYNAMIC HSE、X、OUTBOUND、V8)や蛍光ブロンズのフロントブレーキキャリパー(OCTA)、カウンティグラフィックデカール(S、X-DYNAMIC SE、X-DYNAMIC HSE)、パタゴニアホワイトのマットラッピング(V8およびOCTA。2025年後半導入予定)などを新規に設定した。

▲タッチスクリーンインフォテインメントディスプレイを13.1インチに大型化して視認性および使用性を向上。写真は110 X-DYNAMIC HSE P300eのエボニーインテリア。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲タッチスクリーンインフォテインメントディスプレイを13.1インチに大型化して視認性および使用性を向上。写真は110 X-DYNAMIC HSE P300eのエボニーインテリア。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲ドライバーの視線を捉えて注意力の維持をサポートするドライバーコンディションモニターカメラを採用

▲ドライバーの視線を捉えて注意力の維持をサポートするドライバーコンディションモニターカメラを採用

▲XおよびV8にはアダプティブオフロードクルーズコントロールを装備

▲XおよびV8にはアダプティブオフロードクルーズコントロールを装備

 新グレードの「OCTA BLACK」の概要に話を移そう。まずボディカラーには、ソリッド系のナルヴィックブラックを採用。ここに、サテンブラックのフロントアンダーシールド/リアスカッフプレート/クロスカービームや、グロスブラックのエキゾーストマフラーカバー、ダークシルバーのスクリプトが入ったブラックの“LAND ROVER”ロゴバッジを配備する。また、足もとには20インチ“スタイル1086”アロイホイール(ダイヤモンドターンドサテンダークティント、サテンブラックコントラスト)を標準で装着し、オプションで22インチ“スタイル7026”アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)を設定。さらに、グロスブラックのホイールセンターキャップ(DEFENDERスクリプト付き)やブラックのブレーキキャリパーを装備した。

▲新グレードのOCTA BLACKはボディカラーにソリッド系のナルヴィックブラックを採用。ここにサテンブラックのフロントアンダーシールド/リアスカッフプレート/クロスカービームやダークシルバーのスクリプトが入ったブラックの“LAND ROVER”ロゴバッジなどを配備する

▲新グレードのOCTA BLACKはボディカラーにソリッド系のナルヴィックブラックを採用。ここにサテンブラックのフロントアンダーシールド/リアスカッフプレート/クロスカービームやダークシルバーのスクリプトが入ったブラックの“LAND ROVER”ロゴバッジなどを配備する

▲足もとには20インチ“スタイル1086”アロイホイール(ダイヤモンドターンドサテンダークティント、サテンブラックコントラスト)を標準装備

▲足もとには20インチ“スタイル1086”アロイホイール(ダイヤモンドターンドサテンダークティント、サテンブラックコントラスト)を標準装備

 内装はシックなエボニーインテリアを基調に、独自のパーフォレーションパターンを配したエボニーセミアニリンレザー&Kvadratシートを特別装備。合わせて、カルパチアングレイのシートバックとアームレストのヒンジを採用した。

▲シックなエボニーインテリアを基調に、独自のパーフォレーションパターンを配したエボニーセミアニリンレザー&Kvadratシートを特別装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲シックなエボニーインテリアを基調に、独自のパーフォレーションパターンを配したエボニーセミアニリンレザー&Kvadratシートを特別装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

 パワートレインには、MHEVシステムを組み込んだ4394cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジン(最高出力635ps/最大トルク750Nm)のP635を搭載している。

▲パワートレインにはMHEVシステムを組み込んだ4394cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジン(635ps/750Nm)を搭載

▲パワートレインにはMHEVシステムを組み込んだ4394cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジン(635ps/750Nm)を搭載

 

 

SNSでフォローする